退職を申し出たものの、上司の引き留めが入りました。。。。それが毎日続き、また他部署の元上司、さらには先輩や同僚まで引きとめてきます。
数年前の出来事。今となれば懐かしいのですが、当時はまたか。。。しつこい。。。電話がうざい。。。
そんな感情が芽生えたものです。
会社に勤めたのは15年間。
退職理由は部署異動に納得いかないから。
次の仕事はフリーランスでライター。
こんな状態です。
まあ早すぎるといえば早すぎたのですが、辞めようと思っていたのでちょうどよかったのです。
まず、退職したいと思う人間をなぜ引き止めるのでしょうか?
最初に思ったことです。人数不足で仕事量が増えるのならわかりますが、特にその方のメリットになることもないはずです。
退職の意思を表明して、完全に受理されるまでの約数週間。
仕事中に、会社から持たされている携帯電話が鳴ります。
帰宅してからも今度は、自分のスマホに電話がかかってきます。
それは、多い人は毎日のように電話してきます。
噂を聞きつけて電話してくる人も多数。
合計すると1日、2人以上と退職のひきとめ電話をしていたような気がします。
まあ、これまでいっしょにしてきた仲間だったからですね。
うざい。。。しつこい。。。
という気持ちもありましたが、まあ引き留めするよね。。。という気持ちもわかります。
しかし、私の将来を案じてくれたのかな?
サラリーマンを辞めるということがどういうことになるのか。。
周りの方がうまくいっていないことを知っていた先輩の方達ばかりでしたからね。。。引き留めが強かったのは
辞める前は、なんだかうざいな、、みんな。
ほっといてくれよ。。面倒くさい電話とるの。。。
と思っていましたが、やはりみんな心配していたのでしょうか?
それとも、退職する人をひきとめるって、何だかお決まりの伝統みたいなもので、とりあえず引き留めとかなきゃ。
っていう理由のないものなんでしょうか。。。
まあ、同僚は苦楽を共にした仲間がいなくなるのが嫌だから。。。という理由もありますよね。
異動辞令を出したお偉い方とお話しましたが、
最終的には、とりあえず異動してくれ。。。とお願いされることとなります。もう理由もなく、とりあえず1か月だけでもいいから異動に応じてくれと。。。
何だか、人事の配置をまた考えるのが面倒なんだろうな。。。というのが見え隠れしてきました。
いよいよお偉いさん3名との面談がありました。
もう話しをしても、言葉を全て切り返してくるもんですから、最後は黙り込んでいました。
なんだかんだで、時間切れ。異動は取消しになり、私は退職することとなりました。
今となっては、引き止めた方達とは、それほど交流はありません。
なんででしょうね。なんだか会いたくない気持ちもあります。
私は比較的うまく退職できた方ですが、中にはありえないほどの仕事を退職前に命令されていた人もいたと聞きます。そうイジメというやつです。
まあ、これから退職するという人に対してアドバイスとしては、貰えるものをもらう。確保しつつ、人間関係はある意味適当に。。。というのが賢明です。
辞めようとすれば、9割方の人が反対してきます。そんなもんです。
辞めたあとはなんてことない。ほとんどの人が話してこなくなりますからね。。あれは何だったのか??というくらい一瞬です。
ご自身の意思を尊重し、円満な退職されることをお祈りいたします。