サラリーマン生活をしていれば、こんな上司に出会うことはありませんか?
それは、ミスを攻めるときに
○○したらだめです!というのではなく
なんで、○○したんですか?
と、必ず「なんで」と理由をたずねてくるタイプの怒り方、質問をしてくる方です。
この、なんで?
という聞き方なのですが、言っている方にはとても便利な言葉です。
というのも、頭ごなしに怒ればそれは、パワハラととられかねない時代だからです。
またそこで、なんで?と理由をたずねることで、ミスや失敗、怠惰を指摘するときに
怒りにまかせて叱るのではなく、きちんとしたお説教ができるからです。
さらには、言った相手に対し、これをやったらいけない。。。。と深く反省させることができます。
この、なんで?を連発する人の傾向としては
地方より都会の総合職
男性より女性
仕事に対して完璧主義
几帳面な性格
このようなタイプが、「なんで?」を連発するような気がします。
田舎の現場仕事では、あまり聞かれないのではないでしょうか?
しかし、この何で?という聞き方。
言う方にはメリット大ではありますが、言われる方からすればたまったもんじゃありません。
正直、普通に叱られるほうが幾分ましです。
というのも、理由を聞かれるても困ることの方が多いのです。
例えば、「なんでこの仕事を、○○さんにまかせたの?」
(あなたにお願いしたのよ。)
と聞かれた場合
自分でやらなかったことを問い詰めているのですが、
答えとしては、自分でやるのが面倒だった。または、やってもらう方が早かった。
という、言葉にできない。返答に詰まるようなことばかりだからです。
また、自分ではわからないことを、毎回のようになんで?○○なの?
と聞いてくる上司もいます。
もう正直、自分で調べれば?
と思うのですが、それすら言えません。
この言われると非常にやっかいなこのなんで?
ですが、何か対策などあるのでしょうか?
考えてみました。
1 徹底抗戦する
なんで?に対して、開き直りつつ謝ることで全て切り返します。
例えば、何で?やらなかったの?に対しては
やろうと思いましたが、体力が続かずできませんでした。申しわけありません。
など、ひたすら謝るのです。
また、いいわけは、体力や能力など自分の力がない。。。。という点で大丈夫です。
やり方がわからず
後で連絡しようと思ったのですが、、
もうとっさに思いつくもので良いです。
しかし、上司からの評価は下がりますのでご注意ください。
方法2 謝り黙る
一言、申しわけありませんでした。
といって理由を説明せず、黙り込む。
相手もだまるので、さらに黙る。
自然と次の話題に移るのを待つ。
これも案外うまくいきます。
しかし、理由を聞いているの。とさらに火をつけてしまうことがあります。
ただし、初期段階では割と効果がありますので面倒なときは有効です。
なんだかんだで、叱ろうとする相手に勝とうと思ってはいけません。
相手も怒るのが仕事ですから、勝たせてあげるのです。
怒りだした上司に怒ることを成功させてあげる気持ちが大事です。
もし上司が怒るのに失敗すれば、また絡んでくるに違いないからです。
ですから、相手に成功体験をさせるというのをわすれないようにしてくださいね。