会社を退職して気が付けばもう今年も12月。さて、昨年まで会社のみんなに書いていた年賀状。今年はどうしたものか?このように思われた方も多いのでは?
実は私も、5月末をもって15年勤めていた職場を退職しました。
口頭での挨拶は行ったものの、今まで年賀状のやりとりをしていた上司をはじめ、同僚には年賀状をださないといけないなと思っています。
今回ご紹介する文例は、退職後初めての新年を迎える年賀状を書く場合です。
このような状況になった場合の年賀状の文面はどのようにすれば良いのでしょうか?
例文を用いてご紹介したいと思います。
まず、大前提として会社自体に(○○社御中、○○社ご一同様など)
年賀状を送るということは、慣例上あまりないようです。
基本的には、お世話になった個人宛でのご挨拶をしましょう。
書き方
1 年賀状の出だしの文言
「あけましておめでとうございます」
「迎春」
「謹賀新年」
などの、あいさつ文は、いつも通りいれていきましょう。
2 相手への感謝の気持ちや、気づかいのことば
次に
「在職中は大変お世話になりました」
または
「在職中はいろいろお世話になりありがとうございました」
このような文言まではその後のおつきあいのある無しに限らず
使用できますね。
「わたくしの方は、○○さんからのご指導を胸に
新たな環境にて精進いたしております。」
このようにより長文で丁寧に表現するのもよいでしょう。
3 締めのあいさつ
お付き合いのなくなった会社の方々に、締めの文章が
「今年もよろしくお願い申し上げます」
では、少々違和感があります。
そのため
「これからもますます御健康でご活躍のほど、陰ながらお祈りいたします。」
または、
「ここで学んだ経験を新しい職場でも生かしていきます
本年が実り多き年であるようお祈り申し上げます」
といった形でまとめるのが良いかと思います。
以上まとめますと、このような文例となります。
「あけましておめでとうございます
在職中はいろいろお世話になりありがとうございました
ここで学んだ経験を新しい職場でも生かしていきます
本年が実り多き年であるようお祈り申し上げます」
組み合わせをかえていろんな文例が作成できるかと思います。
また、年賀状といえばそんなに記入スペースもないものです。
このように短くまとめることもできます。
短くまとめた文例
「謹賀新年
在職中は大変お世話になりました
今後のご活躍のほど
陰ながら応援いたしております」
4 まとめ
以上が退職後の年賀状での挨拶となります。
退職した場合、その後の関係が年に一度の年賀状だけとなることも珍しくありません。
ですが社会人として今までお世話になった気持ちも
含めて失礼のない年賀状を送りたいものです。
もし毎日仕事で忙しく、年賀状を書くのがついつい後回しになりがちでしたら
このようなサービスを利用するのもよいでしょう。
挨拶状ドットコム
また、退職理由や現在の関係にもよるのですが、
気持ち的に出したくないという場合は、無理に年賀状をだす必要はありません。
皆が皆、今後も関係性を継続させたいとも限りませんからね。
新たな年を迎えるにあたって気持ちの良いスタートを切りたいものですね。