コープ共済は、共済という形をとってはいますが、一般の保険と同じように保険料控除の対象となります。しかしながら、一般の保険と違い、(特にたすけあいの場合)死亡保障と医療保障が合わさった保障となっているために、若干年末調整の欄の書き方が難しいという声も聞きます。
今回は、コープ共済の年末調整の書き方で特に質問の多いところをピックアップしてみたいと思います。また、書き方以外にも年末調整に関する疑問点を挙げてみました。
質問1 控除証明書が届いていない。届いたかもしれないけど、なくした場合は?
回答
控除証明書が届いていないということをよく聞きます。それもそのはず。近頃、割戻通知書と年末調整の控除証明書が同時に届くようになりました、しかも他の保険より早く手元に来たはずです。おそらく9月には届いているはずですから、見当たらないという人がいるのも納得です。
まずは、割戻のお知らせという封書を探してみましょう。
それでもない場合は、フリーダイヤル 0120-654-258 に連絡してみましょう。
(上記は私の控除証明書に記載されていた電話番号です)
ホームページでは、0120-770-806が案内されています
受付時間 9:00~18:00 月~土(祝日含む)
いずれにしても、手元に届くまで1週間以上はかかるとのこと。
会社の締め切りに間に合うよう早めに対応しましょう。
質問2 保険期間 保険等の種類は?
(画像はコープ共済ホームページより)
回答
たすけあい共済の場合を例に出せば、
共済掛金払い込み証明書に記載されている通りです。
保険期間は 1年間
保険等の種類は 生命共済
名称は、コープ共済連と略しても大丈夫です。
質問
新制度の場合、一般の生命保険料控除と、介護医療保険料控除の2つあるのですが、どちらを記入すれば良いのですか?
回答
ここも戸惑うところですね。
新制度になり、記入がやや複雑になりました。
たすけあいの場合は、一般の生命保険料控除と、介護医療保険料控除の両方の対象になってきますので、この場合両方の金額を記入することになります。
申告額 A-Bの金額をそれぞれ記入しましょう。
また、あいぷらすの場合も生命保障にがん特約などをつけられている方がいらっしゃると思います。この場合も、払い込み証明書の申告額AーBの金額2種類を記入しましょう。
質問
複数の共済に加入しているため、年末調整の記入欄が足りない。
回答
これは私も同じことになりました。
共済に複数加入しているのですね。
そのため、同じ種類のものは合算額を記入することで解決しました。
もちろん払い込み証明書は添付します。
まとめ
①新制度、旧制度を間違えないよう記入する
(最近では、新制度のみでわかりやすくなっています。)
②控除証明書がない場合はお電話で再発行してもらう
③ホームページの書き方も参考になります。
http://coopkyosai.coop/member/certificate/