年末が近づき、来年の年賀状を書こうと届いた年賀状を整理していました。すると以前購入したものの使わなかった古い年賀状がでてきました。ひとつ前のものならまだしも、さらに前の年の年賀状まであります。いったいこれらの年賀状は、普通にはがきとして使えるのでしょうか?調査してみました。
切手の部分の価格が現行のはがき価格と同じ場合
2016年末では、年賀状の切手に記載されている価格は52円です。現行も52円普通はがきですので、この場合は、そのまま普通はがきとして使用できます。
しかし、2017年に郵便はがきの料金が値上がりしました。
そのため、古い年賀状の記載価格と、現行のハガキ料金の不足分は、普通切手を貼り補う形でださなければならなっています。
使用する際に気をつけること
1 年賀と記載されているところを消す
写真のように年賀と書かれたところを消すようにしましょう。消さなくとも普通はがきとして届くようですがwww
特に年末年始に、年賀状を普通はがきとして使用する際は、古いものとはいえ、必ず年賀の部分を消しましょう。
あれだけたくさんの年賀状を扱う郵政です。年賀状としての扱いになりかねませんからね。
2 知人への便りとしては不向き
いくら親しい友人であっても、年賀状を普通はがきとして使用するのはマナー違反です。
逆に自分に届いたとしたら、どうでしょう?
相手のモラルを疑いますよね。
年賀状をはがきとして使用する場合は、企業むけ抽選応募、アンケートへの申し込み、健康食品の注文申し込み用として使用するのがベターです。
3 現行のハガキ料金との不足を確認する
現行のハガキ料金と年賀状の金額が違えば、不足料金が発生します。
そのため、相手先に迷惑をかけないよう、気を付けることが大事です。
有料ではがきや切手と交換してもらえる。
1枚5円で、普通はがきや切手と交換をしてもらえます。
切手へと交換した方が都合が良い場合の方が多いかもしれません。
計算すれば、10枚の年賀状が9枚の切手(はがき)へとなりますね。
その他、未使用、また書き損じ年賀はがきは、ハンガーフリー(世界の飢えや飢饉を撲滅しようとする団体)に寄付することができます。
別記事で詳しくまとめていますのでご参考まで。
古い年賀状だから役に立たないというわけではありません。
余計なお金を使わず、有効活用するのがお得ですよね。
たかが50円といってあなどることなかれ。何十枚となってくればそれなりの金額になります。切手に替えたあとは、また次の年賀状を購入する資金へとするのも良いかもしれませんね。