年賀状出し忘れを暑中見舞いでお詫びした話

年賀状の遅れ、出し忘れを暑中見舞い、残暑見舞いでお詫びしたことはありますか?

年賀状といえば、前の年の24日までには出しておきたいものです。しかし、そのタイミングで遅れてしまうと、28日までには出すぞとなります。さらにおくれると、1日に届いた年賀状にかたっぱしから返事をします。

しかしながら、そこで遅れると、次は寒中見舞い。その後、○○見舞いと続き、ついには出さなくて良いことに、。。。というより、だせなくなります。

新年のご挨拶ができないと、おくった方は、あれ?もしかして喪中だったのかな?と心配してしまう。もしくは私は嫌われているのだろうかと思わせてしまします。

さらには、あいつは年賀状の返事もしない失礼なやつだ。という扱いをうけてしまいますよね。

さて、そんな私ですが、ついにこの夏まで年賀状を返せませんでした。

明日は書こう。明日こそはと延びに延び。ついには忘れてしまったのです。

 

しかし、時は流れ、6月になりました。いつも行く郵便局ではついにかもめーる、暑中見舞いのハガキが販売されているではありませんか。

もう、年賀状のお返しというよりは、暑中見舞いという少し年賀状に似た形式の文化を利用して、出し忘れのお詫びをすることとしました。

 

勢いよくネットで検索したものの、年賀状出し忘れ 暑中見舞いという検索では全くといって良いほど記事がでてきません。いったい、どのような文面で書けば良いのか見当もつきません。

当然文例も知らないわけです。

そもそも、暑中見舞いを使って年賀状を出さなかったお詫びをすること自体失礼なことなのでしょう。

しかし、このまま1年過ぎ、次の年まで待っていたら今年年賀状をくれた方達はもう2度と年賀状をくれないかもしれません。

 

中には、年賀状は面倒な文化だ。と思われるかもしれません。

しかしながら、距離のある知り合いとつながる。デジタルではなく、肉筆でのやりとりは、スマホのメッセージでは味わえないものがあります。

というわけで、暑中見舞いを兼ねて、年賀状の遅れをお詫びしつつも近況報告をするという形をとってみました。

 

模範となるものがないので、文例は自分で考えます。

 

文面はこうです。

 

1「新年のご挨拶もできずに誠に申し訳ございませんでした。」

 

2「年賀状のお返事を出さずに申し訳ありませんでした。」

 

あれ?でも返事を出すという表現は変だなと思いました。なぜなら、年賀状は一般的には届いたものにお返しするのではなく、お互い送りあうものだからです。

ですから、ここでは、

「新年のご挨拶もできずに大変申し訳ありません。」

とさらっと触れる程度で良いのではないかと思いました。

これが正しいのかどうかはわかりませんが、まずは5枚を6月末にポストに投函して様子をみることにしました。

 

※ちなみに、引っ越していることを再度伝える意図もありました。住所変わりました。と以前報告したものの、昨年の年賀状は以前の住所から転送されているものが多かったです。

 

暑中見舞い、残暑見舞いは年賀状に比べて利用する人が少なく届けばとても目立ちます。

また、事務的ではない。この時期に筆をとったという行為自体、素晴らしいなと以前より思っていました。

また、意表をつく便りとして印象には残るはずですから、いったい皆さんがどのような反応を示すかが楽しみであります。

 

以上、年賀状の遅れ、出し忘れを暑中見舞い、残暑見舞いでお詫びしてみた。

という私の出来事でした。