ついに、大東建託のアパートから退去することになりました。
今回は、私自身が経験した大東建託のアパート退去の手続きからその費用に至るところまでご紹介したいと思います。
今、大東建託にお住みで、解約して退去される方の参考になればと思います。
引っ越し前に、皆さんの悩みや不安が少しでも解消できればうれしいです。
私が住んでいるのは、1Kのアパートです。
新築され最初の募集の時に入居しました。
住んだ期間は、約7年間。
気になるのは、壁紙が削れている点、エアコンが故障したまま放置してある点
クローゼットにより、床が削れてしまっているところや、フローリングのシミなどです。どのような修繕費がとられるのか退去を決めたときから不安になります。
ネット上の噂では、退去時の費用が高額だとか、トラブルがあっただとか。
恐いですよね。。。
それでは、私の退去時の体験をお聞きください。
退去の連絡方法
メールや、ホームページから連絡するなど、方法もいろいろあるようですが、
まずは確実に、自分の借りているアパートを管理している地域の大東建託さんに直接電話をすることにしました。
手続きは電話でOKです。
大東建託から届いた手紙や、アプリの紹介などの郵便物に電話番号が載っていましたので、そこにお電話をしました。
ない場合は、契約書など、大東建託から届いた書類を探せばどこかに載っているはずです。
退去する際の残りの家賃は日割り
退去は、最低でも1か月前には連絡をしなければならない決まりがあります。
大東建託は、毎月末に翌月の家賃を支払う仕組みです。
よって、退去日が例えば10日であれば、日割りになりますので
家賃の3分の2は戻ってくる計算となります。
退去時は立会いが必要です
退去の際は、鍵を返してさようなら。。
というわけでは、ありません。
大東建託の方が直接部屋に来られます。
一緒に退去を立ちあいます。
その立会日を、退去の10日前ほどには連絡する必要があります。
私も、お電話にて、1月の30日に立ち会いの時間、15時というのを決めています。
退去は土日は可能なのか?
引っ越しは土日によく行われるもの。
しかしながら、立ち合いは平日のみとなっています。
私の場合は、いつでも良かったのですが、皆さんの場合は基本的にお忙しいと思いますので、スケジュール調整、またはご家族のご協力が必要かと思います。
土日に引き渡しができないので、若干不便ではあります。
退去する際に鍵を返却します
鍵の種類を覚えていますか?
もらった鍵は、黄色のマスターキーが1つ。
青のキーが4本。
合計5本です。
紛失の場合は、弁償となるのですが、黄色の鍵をなくすと1万円支払わなければなりません。
青の鍵は、1本につき1500円ほどです。
私は、青の鍵を1本なくしています。。。。
急いで、鍵を集めましょうね。
退去費用はいくら? いつごろ支払うのか?
退去費用は、敷金ありのプランの方はそこから払うのですが、敷金無しの方はお金の準備が必要です。
まず、最低でもクリーニング費用が発生することになっています。
これは、約款にもはじめから書かれていますので、退去の際の固定費用とみて良いでしょう。
この費用をベースに、他にどれくらいの金額が引かれるのかが問題です。
私の場合、敷金をオーバーするのではないか。。
というのが最後まで不安でした。
特にこのキズが不安。
退去時トラブルにならなかったのか?
さて、約束の退去立ち合いの時間、15分前には、大東建託の方がやってきました。
灰色の作業着を着ていらっしゃいます。
この立ち合い人の方が何をするのか?
世間話をしながら、戸棚やクローゼットの中などを開け始めます。
忘れ物がないのかなどをチェックし始めます。
そして、あちらの方から
「退去するにあたって、気になってるところはありませんか?」
と聞いてきます。
それに合わせて私も、
「柱の破損。そして、エアコンの不具合。クローゼットの開け閉めによりできたフローリングの傷など」
自己申告しました。
もちろん、鍵に関しても1本紛失していることをこの時お話しています。
そして、タブレットを取り出し、査定がはじまるのです。
まず、柱(壁、クロス)の傷は、自己負担での修理となってしまいました。
イスにより痛みが激しくなり、遊びにきたこどもがそのキズをさらにむしりはじめ
無残なことになっています。
これにおおよそ、8000円ほどの修理費がかかりました。
そして、クローゼットによりできたフローリングキズです。
これは、開け閉めによるしょうがないものという判定に。。。
自己負担は無しとなりました。
さらに、エアコンの不具合です。夏までは普通に動いていたのですが、冬に入り全くもって暖かい風がこなくなりました。
大東建託の方は、リモコンでエアコンを作動させ、チェックしていましたが、これも幸運なことにマイナス査定の対象にはなりませんでした。
一通り見終わったあと、再び口を開き始めます。
「気になるのはこれくらいですかね?」
私は答えます。
「はい。思いつくのはこれくらいですね。」
おおよそ、部屋全体をチェックし終わったのか、そのまま費用精算に入りました。
タブレットには、私の部屋情報。そして、敷金の情報なども入っているようです。
今回、高額な費用となったのは、柱のきず、破れです。
これに8000円弱の修繕費用がかかるとの査定でした。
ただし、自己負担となるのは、もともと予定されていたクリーニング費用以外では、これだけとのこと。
私としては、予想以上にラッキーな出来事です。
フローリングは自然劣化扱いとなり、その他大きく敷金を減らすようなものはなかったとの判定です。
立ち合いの方も長く住んでいたわりにはきれいですね。
と最後に言っていただけました。
すなわち、退去時の精算は
敷金ー修繕費用+日割りした家賃の残り
これを後日に振り込むという形となるのです。
この立ち合いの日に、タブレットに電子ペンでサインをして合意するという方法がとられていました。
これまで、私のアパート退去といえば、鍵を渡してさようなら。
敷金は、後から書面で連絡して振込みます。
この査定というところは、ブラックボックスだったのです。
そういう意味では、この立ち合いシステムは非常にクリーンで、目の前で何が悪かったのかわかるので納得がいきます。
幸いたばこも吸っていなかったので、クロスも白いままです。
聞けば、たばこを吸っている部屋は、茶色ってもんじゃなくなる。。。
とおっしゃられていました。
敷金はどれくらいで振り込まれるのか?
さらに聞いてみたところ、お部屋の精算明細所は、その場でコピーしてもらうことが可能です。私は明細書を出してもらいました。
ほとんどの方がいらないと言われるそうです。
やっぱりもらっていおいた方がいいですよね。こういうのは。。
敷金が口座に返還されるのは、おおよそ10日後だそうです。
私は、1月30日退去でしたから、2月10日くらいには、家賃の引き落としが行われていた口座に振り込まれるそうです。
結局のところ、大東建託の退去手続きはクリーンです
ネット上では、大東建託の退去費用は高額だとか、トラブルが多いとか言われていますが、私の感触としては、透明性があり、非常にクリーンだと思います。7年以上住んで、敷金が半分ほど戻ってくるのですよ。
しかも自然劣化や故障も認めてくれる。、さらに目の前で査定してくれます。
いいじゃありませんか。
というわけで、私の大東建託アパート退去に関する体験談でしたが、
皆さん、自分自身で壊してしまったところは、それなりに覚悟しておきましょう。
また、自然劣化は堂々と主張しておきましょう。
不安はあると思いますが、大東建託さんはいい会社です。
最後までおよみいただきありがとうございます。