ある日CMを見ていたら、追っかけ漏れという言葉を口にする男性タレントがいました。初めて耳にする言葉でしたが、すぐに意味は分かりました。そうです。終わったと思ったおしっこの後に、じわっとでてくるあの尿のことを、追っかけ漏れというのです。
私の体験
かくいう私も、ある日トイレに行った後、追っかけ漏れにやられたことがあります。
あのときは、人を待たせて少々急いでいたような気がします。全部出終わったなーというあいまいな感覚を信じて、チャックを閉じ、トイレをあとにしたその瞬間でした。
じょわっとあふれでてくる、あの感じ。今までの経験した量を上回る感覚でした。案の定、パンツの左前面部はびしょびしょに。もちろんズボンにまで被害がおよんでいます。
「これは、恥ずかしい。。。」
友人と一緒でしたが、一度帰宅してパンツもろとも履き替えました。
ちなみに私は30代後半の男性です。
これまで前立腺の痛みを感じることはあったものの、追っかけ漏れを経験するのはごくまれなことでした。
追っかけ漏れの原因は?
ちなみに、追っかけ漏れは健康な人にでもよく見られるそうです。ただし、年齢的に30代後半くらいから増えてくるそうです。まさに私です。というのも、尿道の奥にある、尿を最後に押し出すポンプとなる神経が衰えてくらからだそうです。
このポンプとなる筋肉の衰え、さらにはポンプを動かす筋肉が衰えることで、尿が最後まで出きれずに尿道に残ってしまい、用を足した後から漏れてくるそうです。つまり、加齢によりだれにでも起こりうる現象といえるでしょう。
追っかけ漏れの対策
その1 しばらく便器から離れない
単純なことですが、追っかけ漏れを防ぐには(衣服を汚さないためには)、追っかけ漏れがあるだろうと予想してトイレに立ってみましょう。
排尿の後にチャックを締めたと想定して、前掲姿勢になりしばらく待ってみましょう。
また、振ったり絞り出したりすることで追っかけ漏れを便器に出してしまうことができます。
その2 大便ルームの方へ
しかし、混雑が予想される小トイレ、例えば高速道路などはいつまでも小便器を離れないわけにはいきませんよね。
後ろで待つ人たちのプレッシャーが追っかけ漏れを誘発してしまいます。
そんなときは初めから大便器の方へ向かってみましょう。
特に洋式トイレの場合は、その姿勢が尿を出し尽くしやすいと言われています。また、ある程度時間に余裕ができるので、マイペースで排尿できます。
その3 押しだす
追っかけ漏れの原因は、尿道に残った尿です。
女性に比べ男性に多いのもそのためです。尿道に残った尿を押し出すには、陰嚢の袋の付け根部分(下側、裏のほうから)をへその方へぐっと押してみましょう。
これをすることで、尿道に残る尿を外に出せることがあります。
まとめ
追っかけ漏れは、30代から起こりうる現象だと実感しました。特に男子の皆さんはビジネスの場面で追っかけ漏れの後など残れば一大事です。
しかしながら、尿漏れパッドなどわざわざ使うには抵抗があるかと思います。追っかけ漏れ対策を3つご提案しましたが、ご自分に合った方法を試してみてください。