泉質によって温泉は入り分けろ!理想的な機能温泉浴の方法とは?

そもそも日本には数多くの温泉が存在していますが、温泉の泉質自体は11種類しかありません。

しかし、この11種類のうち10種類モノ泉質が存在している地域が大分県で、別府温泉には色々な機能や効能がある温泉が毎日ゴウゴウと湧き出ているのです。

別府温泉に限らず、他の地域でも10種類は無いけれど、3~4種類の泉質の温泉はあるのです。

そう言った泉質の異なる温泉の効能や効果を組み合わせて身体の調子や病状などを整える入り方を、機能温泉浴と言います。

例えば、、肌がすべすべになる~と言われている泉質の温泉に入った後、保湿効果が高いと言われている温泉に入ると、美肌の効果が更にUPしてツルツルのすべすべのお肌に生まれ変わるそうなのです。

または、関節痛に効果がある温泉に入った後、冷え性に効果があるとされる温泉に入る事で、冷えからくる関節痛を緩和してくれる効果がさらに高まるなどの効果を得られるのです。

こう言った理想的な組み合わせが実現できる温泉街を事前に調べて、理想的な機能温泉浴が出来る地域で温泉に入るのがお勧めです。

ただ、そんなにしょっちゅう温泉に行けないもしくは近所には1種類しか温泉の泉質が無いと言う場合は、自宅のお風呂とお近くの温泉施設とで組み合わせて入るのも良いかも知れません。

自宅のお風呂を温泉にするには、市販の温泉の素だったりお土産で買ってきた湯の華だったり~と溶かして、お好みの温泉成分のお風呂を作るのです。

お近くの温泉施設でその泉質の効能を堪能した後、好みの効能の泉質の温泉にしたお風呂に入るだけでも、かなり温泉の効能を実感することができると思います。

また、近所に全然温泉が無いと言う場合は、日中と夜とで自宅のお風呂のお湯を入れ替えて、2種類の泉質の湯の華だったり温泉の素を入れて効果を実感するのも良いでしょう。

機能温泉浴は、1日で泉質の違う温泉に2種類以上入ることにより、その温泉の効能を身体に取り込む入り方なので、是非多くの泉質がある温泉街や湯治場などに訪れる機会があると言う方は、なるべく色んな泉質の温泉に入ってみて欲しいと思います。

今まで、色んな温泉に行った事があるけど何種類もの温泉に入らないでいたと言う人は結構多いと思いますので、これからは旅先にどんな泉質の温泉があるかを予め調べて、機能温泉浴を実践してみると良いでしょう。