何だか足の指の間が痒いな~と思ったら、多分水虫になっている可能性は高いです。
特に、湿度がジメジメしていて気温も高い時期になると水虫になる人が急増してくるので、非常に足の指にとっては危険な時期と言えるでしょう。
更に、銭湯などの公衆浴場に良く出かけると言う人や、家のお風呂のバスマットは全員同じモノを使っている場合は、誰か1人でも水虫の人がバスマットを踏んでいたら、そこから水虫が移ってしまう可能性があるので要注意なのです。
でも、昔某有名水虫薬で治療していたけど一旦はかゆみが引いて治ったと思ってたんだよね~と言う人が結構多いのですが、水虫の原因菌である白癬菌は、皮膚表面にある角質層の一番奥の方で繁殖していて、冬場の気温が低い時期には活動を休止して沈黙しているのです。
普段自宅で使っているお酢で水虫は治せるものなのか?
しかし、気温や湿度が上がってくる季節になると活動を再開して痒みなどの症状を発症させているので、痒みが収まったら水虫が治った!と言う訳では無いのです。
しかも、水虫が潜伏している角質層の奥では日々ターンオーバーが繰り返されているのですが、そのターンオーバーでどんどん下から肌の表面に押しあがってくる際には、ターンオーバーよりも早く新しい一番下の角質に乗り換えて行くので、ターンオーバーを待ったら回復すると言う事も無いのです。
そこでおすすめなのが、お金もかからず普段から自宅で使っているお酢です。
実はこのお酢には水虫に対する驚くような効果があります。
酢などの強力な酸で水虫菌を攻撃
そんなしつこい白癬菌を殺さない限りは水虫は完治しないのですが、薬を使って治療する以外の方法があるとするならば、酢などの強力な酸で水虫菌を攻撃する事かも知れません。
水虫で痒い足の指を酢に浸して~水虫の皮膚が酢でふやける位、角質層の奥まで酢が浸透するまで浸すと、かなり効果がある様です。
木酢を使う人が多い様ですが、杖が黄色く変色してしまう事もあるそうなので、お好みの酢で試してみると良いかも知れません。
食用の米酢などでも効果があるそうなので、台所に眠る酢を使ってみるのも良いでしょう。
白癬菌は60℃以上の熱で死にやすい
また、白癬菌は60℃以上の熱で死にやすいと言う事から、患部を熱する治療法もある様です。
ろうそくの溶けたろうを幹部に垂らすと言う方法があるのですが、この方法は火傷になる可能性もあるので垂らしたろうを皮膚の上に置いておくのは最高でも10秒程度までにした方が良さそうです。
意外な盲点
また、多くの水虫治療薬などを使う際に言われている事で、それが常識の様になっていますが、水虫に治療薬などを使う時は皮膚は乾燥させないで使うのがお勧めです。
多くの治療法には皮膚は乾燥させてから~と言う記載がありますが、乾燥させると治療薬などの水分の浸透が妨げられて水虫の本体である白癬菌まで届きません。
もし確実に白癬菌まで有効成分を届けたい場合こそ、肌がある程度湿っている状態~つまり、水分による浸透圧を利用して有効成分を角質の奥に浸透させることが重要なのです。
もし今、水虫を治療中だと言う人は、騙されたと思ってこれらの方法のどれかを~または全部試してみてください。
効果を感じられた方法を続けて、水虫を完治させてほしいと思います。