高校サッカー選手権 歴代の得点王のその後は?

mig Jリーグ

高校サッカー選手権では、毎年スター選手が誕生します。中でもわかりやすいのは得点王ですよね。
今回は全国高校選手権大会で得点王を獲った選手が、その後どのような進路をとり、高校卒業後にどのような活躍を見せたのか追跡してみたいと思います。

 

第95回大会(2016-2017)

鳴海彰人選手(青森山田)6ゴール

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鳴海彰人(ナルミ アキト)選手は、身長175センチ、74キロ。本大会では優秀選手に選出されています。今大会で、青森山田高校は初優勝。その牽引力となりました。全国総体でも得点王を獲得しています。

高校卒業後は、関東の大学からの誘いを断り、仙台大学に進学しています。
仙台大学を選んだ理由のひとつに、教員免許の取得もあるといいます。
「仙台大でしっかり結果残してプロになる」と本人はコメントを残していることから、将来はプロ志望。目標はJリーグ入りのようです。

 

第94回大会(2015-2016)

村上光樹選手(帝京三高) 5得点

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今大会では、1回戦に2ゴール、2回戦では山口県鴻城戦でなんと11分間でハットトリックを達成し合計5ゴールを挙げたものの、チームは3回戦にて前橋育英高校に敗れています。

卒業後、関東大学リーグ2部の拓殖大へ進学

「(大学)4年間、この3年間以上に死にものぐるいで、やってひとりで試合を決めれる選手になります。目標はプロ。」と語っています。

第93回大会(2014-2015)

今大会は、3得点で得点王が7名となりました。

  • 坂本和雅(聖和学園)
  • 高沢優也(流通経済大柏)
  • 中村恒貴(日大藤沢)
  • 田場ディエゴ(日大藤沢)
  • 大田賢生(星稜)
  • 君垣隆義(米子北)
  • 河野翔太(日章学園)

 

第92回大会(2013-2014)

4得点で得点王が2名です。

  • 渡辺仁史朗(富山第一)
  • 長谷川覚之(神戸弘陵)

 

第91回大会(2012-2013)

今大会では、同チームから2名の選出となりました。

小屋松知哉(京都橘)

仙頭啓矢(京都橘)

5得点をあげています。

2017年には、京都パープルサンガにてふたりとも先発レギュラーとして活躍しています。同じ高校の得点王選手がJ2とはいえ同じチームでレギュラーを獲っているのも珍しいですね。


小屋松選手は名古屋グランパスでの活躍がありましたが、グランパスがJ2に降格した際に、京都サンガへと移籍となりました。スピードに乗った縦への突破が魅力的です。

第90回大会(2011-2012)

浅野拓磨(四日市中央工)

7得点あげています。

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ハリルジャパンの右サイドアタッカーとしてレギュラーに定着しつつある浅野選手は、高校選手権では得点王でした。ロシアワールドカップを賭けたホームでのオーストラリア戦でのゴールには日本中が酔いしれましたね。

卒業後はサンフレッチェ広島へ。

その後サンフレッチェ広島からドイツのシュッツガルトへと移籍しています。

直近の得点王の中では、浅野選手が一番大成した、高校選手権得点王といえるでしょう。

オリンピックでも得点を決め活躍しました。

兄弟の多い浅野選手です。高校の時に一番下の妹が生まれています。

家族想いな選手としても知られていますね。

人柄が顔にも表れているような気もします。

 

続く。。