カンボジアのサッカー事情 現地レポート

カンボジアで人気のあるスポーツはサッカーやバドミントン、卓球などがありますが、いずれのスポーツも世界で戦えるほど強いわけではありません。とはいえ、これからの将来、サッカー人口がさらに増えていくと思われています。そこで今回は、カンボジアにおいてのサッカー事情や、カンボジアのサッカーリーグについてご紹介していきたいと思います。

 

カンボジアのサッカーリーグについて

まずはじめに、リカンボジアのサッカーーグについてです。カンボジアのプロサッカーリーグは1982年に創設されました。11チームがリーグに所属しており、日本人選手も数名在籍しています。カンボジアは2016年12月時点でFIFAランク173位と世界の中でもかなり低い順位にいます。

ちなみに近隣の国の順位は、日本45位、タイ126位、ベトナム134位 となり、カンボジアのみならず、近隣の国のレベルも同じ程度となっており、まだまだこれからという感じでもあります。

 

カンボジア人にとってサッカーとは?

とはいえ、カンボジア人にとって、サッカーはなじみのあるスポーツです。街中のあらゆるところで、子供たちから大人まで、サッカーをしている人の姿をよく目にします。

また、街中や少し街から外れたところにはフットサルコートが多数設けられており、どの場所でも、常に人があふれるほどにぎわっています。

世界各国のクラブチームのレプリカユニフォームが街のあちこちで販売されていたり、自分の名前が入ったオリジナルユニフォームを作ることもでき、それらを普段着として着用しているカンボジア人を見れば、サッカーが生活の中にとけこんでいることが分かります。

 

サッカースタジアム入場料は?

さらに2018年に行われるワールドカップロシア大会の二次予選がカンボジアで開催され、約5万人もの観客が日本対カンボジア戦の応援に来場するなど、サッカーの人気の高さがうかがえます。ちなみに、スタジアムへの入場料ですが、全席自由席で1人1ドルくらいでチケットを購入できるので、気軽にサッカー観戦ができるのも、人気の理由の一つとなっています。

このような代表戦のほかにも、カンボジア国内のリーグ戦が行われるときでも、スタジアムには多くの観客がつめかけたり、クラブチームとの交流会やサッカースクールも開かれおり、サッカーを始めて間もない人でも、長い人でも、誰もがサッカーに親しめるような環境が作られています。

また、TVを見ていても、ヨーロッパで行われているクラブチームの試合が放映されていたり、スポーツバーなどでも大抵のお店がサッカーチャンネルを放映していることからも、国民の関心が強いことが分かります。

 

本田圭佑選手がオーナーに

2016年、サッカー日本代表の本田圭佑選手がカンボジアのプロチームオーナーに就任しました。
彼は、スイスにも1チーム保有チームがあり、これで2チーム目のオーナーということになります。
サッカーを愛しているからこそ、フロントから選手まで目の届くオーナーという形を気にいっているのでしょう。彼の情熱をチーム全体に浸透させるにはとても良い形だと思います。

 

 

 

 まとめ

今回は、カンボジアのサッカー事情について取り上げてきました。まだまだこれからの国ではあるものの、今後の成長が楽しみな国の一つでもあります。カンボジアへ旅行に来た際は、現地のサッカー観戦も楽しいのかもしれませんね。