ネットワークビジネスで家庭崩壊した女性の話

ネットワークビジネスをご存知でしょうか?

そう。それは、口コミ、人づてで商品を普及させる販売手段。

海外では普通の販売方法のようですが、日本ではいまだ胡散臭いといわれています。

それは、友人知人を金儲けに使うということが日本では悪とされているからです。。

 

そして、私の身近なところにもネットワークビジネスにどっぷりつかり家庭を崩壊させてしまった知人の女性がいます。

その方は、38歳のシングルマザー。

 

某ネットワークビジネスをはじめたのはいいのですが、同居している父親の反対にあいます。

 

仕入れれば、家に製品が配達されますし、家に届く書類などから隠しとおすことは不可能です。

彼女は、父親にこう言われたそうです。

「楽して稼ごうと思うな」

「何でこんなことをはじめたんだ」

「地道に働くということを知らないのか。。。」

 

などなど。。

母親もそれに賛成しています。

ついに我慢のできなくなった彼女は実家を飛び出すことになります。。

 

しかし、私が見た彼女のネットワークビジネスの売り上げは

最高で50万円/月

直近では、30万円/月

というところ。

これは利益ではありません。

 

売上でです。

そう。利益でいえば、最高でも15万円

今月の利益は、6万円ほどというのです。

 

正直少なくありませんか?

たったこれだけのお金で父親、母親の信用を失い

家をでていくことになりました。

 

正直この収入では、子供を養うのも厳しいですし、ましてアパートを借りてすむなど至難の業です。

 

彼女は結局、上の子どもの学費を父親に頼ることになります。。

そして、ついに

売上をあげるため

(利益率を調整するため)名義借りまでおこなうようになったのです。

 

こうなると、何のためのネットワークビジネスかわかりません。

 

会社と彼女をビジネスへと誘った人は潤うのですが、彼女自身は家庭が崩壊して何もいいことはありません。

 

そうです。失うものの方が多いのです。

 

しかし、彼女はお金に目がくらんだような感じではありません。

むしろ、純粋で素直なひとです。

 

このビジネスは洗脳ビジネスという別名があるように

純粋なひとほど虜にされる形態でもあるようです。

 

普通に働くことは何も恥かしいことではありません。

一刻もはやく彼女の家庭に笑顔が戻ることを祈ります。

(私もお客さんのひとりとして義理で注文しています。早く解約したいというのが本音です。いま、これを読まれてネットワークビジネスをやめようかと思われたかた。あなたのお客さんに義理人情で注文せざるを得ない人は何人いますか?)

 

仕事はひとつではありません。

決断するのはあなたです。

がんばってください。