日本のヒットメーカー、作曲家でもあり、アーティストの小室哲哉さん。
先日引退を発表され、ファンの間ではまだ引退は早いという声も多く聞かれます。
彼が軽快にピアノ、エレクトーン、シンセサイザーなどの鍵盤楽器を弾く場面を私たちは何度も目にしたことがあると思います。
彼の演奏する姿をみて、憧れを抱いた人も多いはずです。
しかし、そんな小室哲哉さんが、テレビ番組オーラの泉でこんなことを語りました。
「譜面よめないですね。ピアノの。」
「コード譜は読めても、おたまじゃくしでは弾けない」
と、我々が想像もしなかったことを語りだしたのです。
美輪氏はこう尋ねた。
「今は読めるんでしょう?」
この問いに対し
「今でも読めないです。」
と驚きの答えを返した。
そもそも、小室哲哉氏が鍵盤を弾きはじめたのは。。
大阪の万博で、冨田勲さんが演奏していたのを聞いたのきっかけ。
家にある楽器を家族に内緒で友人に売りシンセサイザーを購入したとのこと。
そうです。独学で鍵盤を弾いていたのです。
そのため、譜面が読めないという状況になってしまったのです。
美輪明宏氏はこう語る。
音楽理論で作る方は売れないのね。
感性のまま曲を作る方がおよろしかったのね。
そういう方の方が売れるのね。
小室氏の作曲家としての実力をこのように評価しました。
当時、ヒットを飛ばし続けても、何か満たされない感情を抱いていた小室氏。年収も長者番付の上位になるほど稼いでいたのですが。。
笑顔のない人生。
よくがんばって生きてこられた。
と美輪氏、江原啓之氏に分析されています。
また、KEIKO氏に出会うまで、人との会話ができていなかったとのこと。
人間として信用できるはじめての人が現在の奥さんだったとのことです。
まとめ
小室哲哉氏がピアノの譜面が読めないことは驚きでした。
しかし、このまま彼が引退という形はだれも望んでいないと思います。
音楽家として、そしてひとりの夫として妻の介護をがんばっていたはずです。
この問題は、日本の介護問題にもかかわる出来事となりました。
小室哲哉氏のファンとして彼の復活を期待しています。
そして、globeをもう一度だけ聞きたい。
そんなことを今しきりに考えています。