九州周遊で新たな発見を!ななつ星in九州のルートをご紹介

JR九州が運航している豪華クルーズトレインななつ星は、これまでの日本の鉄道史に新たな一ページを刻んだともいえる列車です。移動手段だった寝台列車を根底から見直し、旅を楽しむ列車に作り変えました。

外観、内装へのこだわりはもちろん、車内のどこにいても最高のくつろぎや空間を提供してくれます。

そしてもう一つの魅力は、九州各地の観光名所などをめぐることができるというものです。どんな観光地を巡ることができるのでしょうか。どんなルートなのでしょうか。

そこで今回は、ななつ星のコースをご紹介したいと思います。

 

ななつ星のコースは1泊2日、3泊4日の二つのコースがあります。

 

はじめに1泊2日コースを取り上げてみましょう。

このコースの概要は、九州の北部を周遊するコースで、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の5県を周遊します。朝のウェルカムセレモニー終了後、1日目のメインである、焼き物の町、有田へ向かいます。ここで参加者は、窯元訪問や町巡りのツアーか、有田~佐世保間をななつ星に乗りティータイムを取るか、どちらかを選択できます。前者を選んだ場合、ななつ星の車内でも見ることができる有田焼の窯元を訪問します。これまでのツアーでは、柿右衛門窯、今右衛門窯、源右衛門窯などの窯元を見学したようです。普段は一般公開されていない窯場や工房内の見学もできるとあり、陶器好きをはじめ、日本の文化や伝統に興味がある方におすすめのコースとなっています。

窯元の見学が終わると、内山地区の町並みを散策できます。この地区の有名なものの一つに、トンバイ塀というものがあります。これは、登り窯を解体した後の耐火レンガ、(これをトンバイともいう)使用できなくなった窯の道具、陶片などを赤土で塗り固めて作った塀を指します。この堀の目的は、焼き物作りの技法(それぞれの窯元により異なる)が外から見えないようにし、技法が外部に漏れないようにするためのものだったようです。

伝統的な街並みを味わった後、長崎駅へ向かい、希望者は長崎の夜景を楽しむことができます。長崎の夜景は、2014年10月に香港、モナコと並び、世界新三大夜景に認定されるほどの場所です。その後列車に宿泊し2日目を迎えます。

2日目の朝は、希望者のみ豊後森(ぶんごもり)を散策できます。その後由布院にて観光プランに参加するか、自由行動をするかの選択ができます。そして夕方には博多駅へ戻ります。

 

次に3泊4日コースの概要をご紹介します。

こちらは4日間をかけて、福岡・大分・宮崎・鹿児島・熊本の5県を周遊するコースです。一日目に由布院の観光を楽しむことができます。列車内で一夜を過ごし、二日目に入ります。

朝一番に希望者は宮崎県にある美々津(みみつ)の町歩きに参加できます。美々津は江戸、明治時代に海の交易の拠点として栄えた町で、白壁土蔵の町並みも保存されているため、当時の様子を知ることができます。お昼には宮崎市内の観光か列車内でのティータイムを選択でき、その夜霧島温泉郷での宿泊を堪能できます。

三日目は、鹿児島県内を通り熊本県の水俣駅までの旅を楽しむことができます。最終日は博多を目指しての旅になりますが、8月~9月コースの場合、途中で天草観光のシークルーズを行い、運が良ければイルカを見ることができます。

 

まとめ

簡単ではありましたが、ななつ星のルートをご紹介してきました。列車に乗りながら九州の観光地を巡り、良い思い出を作り、新たな旅の良さを発見できるものとなるといいですね。