柏餅の葉っぱは、食べれる?食べるといったいどうなるのか?

ついつい桜餅の気分でガブっと柏餅に葉っぱごとかぶりついてしまっている人がいますが、ハッキリ言って基本的には柏餅の葉は食べない方が良いです。

と言うのも、5月の頃に食べる柏餅の柏の葉は、昨年収穫した葉だったり中国などから輸入した葉を使っているので、その色みや柏の葉独特の抗菌効果などを持続させるために、食用の保存料などを使っているので味は本来の葉の味では無くなってしまっているのです。

本来柏餅は、元々旧暦に行われていた端午の節句の頃に葉が生い茂って旬を迎えていたのですが、今の暦は新暦で、旧暦よりもかなり早い時期に端午の節句をしているので天然の柏の葉が入手出来ないのです。

それで5月に食べる柏餅の葉は、旬が来た時に収穫して保存して~それをまた次の年だったり一年間チビチビと使い続けて行くのです。

多分本来ならば柏餅は、5月5日の端午の節句をお祝いして食べるのが普通なんだと思いますが、このご時世、桜餅でさえ一年中スーパーの甘味コーナーで売られるようになっている事から、当然の様に柏餅も年中無休でいつでも食べられる様になっています。

なんだか季節感をあまり感じられない様な気もしますが、一年中柏餅が売られているスーパーの場合だと、時期によっては天然モノの柏の葉が使われている可能性が高いです。

毎日いつでも食べられる様になっていると、ありがたみも季節感も感じなくて良くないと言ってくる人も居ますが、しかし食べたい時にいつでも桜餅や柏餅が食べられる良い時代になったと思います。

もし、旬の柏の葉を使った柏餅を食べる機会があったら、がぶり!と葉っぱも食べて~みなくてイイです。

基本的に柏餅の葉っぱは餅が食べやすい様に持ち手になっていたり、葉っぱの抗菌効果で餅を長時間腐らせない様にするために巻いているので、それ以上の詮索や味わいを求めない様にしてください。

ただ、食べたら確実にオェってなる可能性が高いので、心して食す様にして欲しいですね。

もし自宅やご近所に柏の木があるよ!と言う方は、自宅で柏餅をつくってみると良いかも知れません。

柏の木の葉のキレイなモノを数枚もいで洗って、水分を拭いて餅に巻いて、勇気のある人だけ葉っぱごと食べてみて欲しいと思います。

結論

柏餅の葉っぱは、食べれません!ただ、食べれない事は無いですが食べるとオェっとなります