ひとり暮らしの1か月の食費が1万円!?実現するための方法とは?

一人暮らしをしている方の中で、毎月の出費を少しでも抑えようと頑張っている方は少なくないと思います。毎月の出費でどこを削ろうかと考えた時に、節約できるものの一つは食費です。極力飲みに行くのを抑えたり、外食を抑えることによってある程度の食費を浮かせることはできます。では、毎月どれくらいの食費で抑えるのが良いのでしょうか?

ネットで1人暮らしをしている方の情報を見ていくと、その平均額は月1万円から5万円程度と、とても開きがあることが分かりました。そこで今回は、毎月1万円でやりくりすることは可能なのかを調べてみました。

 

レトルト頼みの生活

まずはじめに、毎月1万円に食費を抑えようとすると一日に使える金額はいくらになるのかを考えてみましょう。1か月を30日とすると、1日当たり333円使うことができます。コンビニだと、おにぎりかパンを3個程度買うと使いきってしまいます。こんなことをしていては、1万円で生活していくのはほぼ不可能でしょう。

では、もう少し現実的に考えてみましょう。食費を浮かす大前提として、お米や麺類をストックし、おかずと一緒に米や麺を食べるという方法が一番現実的です。

例えば、安いスーパーならお米10kgを3,500円くらいで買うことができます。これで残金が6,500円となり、1日当たり使用できる金額は約210円です。仮に100円のレトルト食品を1日2回食べ、30日間過ごせば1万円以内で収まります。しかし、こんな生活をしたいと思う方が何人いるでしょうか。こういった生活を続ければ、当然栄養が偏り、体調を崩します。

 

自分で作る場合

次に、数日分の食事をまとめて作り置きするという方法で考えてみましょう。仮に3日分の食事を作り置きするとします。3日分の食費630円でカレーやシチューなど、作り置きに向いている料理の材料を買います。

そして食べすぎを防止するため、先に6食分のカレーを分けておきます。これを1か月繰り返せば1万円でやりくりできます。野菜もお肉も食べることができるので、レトルト食品だけの生活よりははるかに良いでしょう。

ご飯以外にもパスタや麺類を購入すれば、料理の種類にバリエーションを出すこともできます。その場合購入するお米を10㎏ではなく5㎏にするとよいかもしれません。

 

不可能ではないが。。。

このように考えると、1万円の食費でやりくりするのは無理ではありませんが、少し経つと食事の味に飽きてしまったり、違う料理を食べたくなり、継続していくのは困難だと思われます。

どうしても1万円で収めたいときの別の手段としては、親戚や親などにお米や食品を送ってもらうということができるかもしれません。この仕送りがあればかなり楽になるでしょう。

とはいえ、多くの方はできれば親や親せきの力は借りたくないと思うでしょう。するとこの方法はあまり現実的ではないです。

今回は、1万円の食費で1か月やりくりできるのかを考えてきました。無理ではないですが、おススメはあまりしません。節約もほどほどにしましょう。自分が健康でいられることが一番です。

赤、黄、緑の食品をバランスよく食べる。
もし1万円でこの方法を知っている方はご連絡ください(笑)