今回は、あじさいを鉢植えで育てる際の置き場所についてです。
アジサイと言うと、梅雨時の頃に植えられている土壌のペーハー値によって様々な色合いの花を咲かすことで知られていますね。
土壌の成分が酸性だと青色になり、アルカリ性だとピンク色になってくるので、鉢植えのアジサイの色をどの色合いにするかは鉢の中の土の状態を変えていくと、色んな色合いが楽しめるでしょう。
まず、鉢植えにしたいアジサイの苗木を園芸店やお近くのホームセンターなどに買いに行きましょう。
あじさいを鉢植えで育てる際の置き場所のおすすめポイント
1 適度に日の当たる半日陰
2 西日の当たらない場所
が理想的です。
半日陰とは。。。午前中は日が当たり、午後から日陰となるような場所
また、強烈な西日には要注意です。
マンション、アパートで育てる場合の置き場所は?
室内よりも、ベランダの明るい半日陰
風通しのいいところがおすすめです。
ベランダの日の当たる場所を把握し、一日中陽が当たりっぱなしにならないように気をつけましょう。
あじさいの苗木の選び方のコツ
苗木は4~5月頃には店頭に並び始めるので要チェックです。
苗木は既に開花した状態で販売されている事が多いので、花の状態やつぼみの数などをよく見ながら、元気の良さそうな苗木を選ぶようにしてみてください。
また、園芸店などで販売されている時は、良くあるプラスチックの鉢に植えられている事が多いのですが、植物は基本的には根でも呼吸をしているのでなるべく呼吸をしやすい素焼きの鉢をみつけてそちらに植え替えるのもお勧めです。
あじさいの植え替えの時期
ただ、あまり普段から植物の世話をしていない~と言う場合は、そのままのプラスチックの鉢でも構いませんが、成長して大きくなった頃に行う植え替えの時には素焼きの鉢に引越しした方が良いでしょう。
その植え替えの時期ですが、一番ベストなのは買ってきてすぐ移し替えるのがベストです。
植物を育てるのが苦手~と言う方や、あまり植物に対しての知識が無い人は、アジサイが成長してきて枝振りが立派になって来た頃に植え替えしてみてください。
アジサイの育て方の注意点は?
鉢植えのアジサイは土の表面が乾いているなと思ったら、たっぷり水をあげる様に心掛けて欲しいですね、と言うのも、アジサイは基本的には乾燥には弱いので6~9月の気温の高い時期はかなり注意して水をあげるようにして行ってください。
鉢植えのアジサイは大きく育てない様に剪定を行わなければなりません。
剪定を行うタイミングは、花が咲き終わって枯れたような状態になってから行うのがお勧めです。
そのまま剪定しないでおくと次の年にはまた、成長してかなり大きくなってしまい鉢植えではいられない状態になる可能性があるので、丁度良い鉢植えサイズにしておきたい方は秋か冬の剪定でお好みの大きさにカットして行った方が良さそうです。
何年も元気なアジサイを育てていきたい場合は、キチンと肥料を入れることも忘れてはいけません。
花が咲き終わった後と冬の間に肥料を入れておかないと、次の夏に色合いの良い花が咲かない可能性もあるのです。
アジサイもある一つの植物で、生きている生命なので、大事に育ててキレイな花を咲かせられる様にしていって欲しいと思います。