最近は、年がら年中スーパーの甘味売り場などで買える桜餅ですが、桜餅に巻いてある塩漬けの桜の葉はちゃんと食べていますか?
桜餅の葉っぱは食べられる?
柏餅の様に剥がして食べる葉っぱではなく、ちゃんと食べられる様に加工してある葉っぱなので、安心して食べて欲しいものです。
桜餅の中に入っている餡子の甘味と相まって、絶妙な味わいが口の中に広がる事でしょう。
しかし、時々葉っぱを剥がして食べている人もいらっしゃいます。食べられる葉っぱだと言うことを知らないのかな?と思いきや、餅を食べ終わってからその後に葉っぱだけ個別に食べる人が居たり、また葉っぱを先に食べてから餅を食べていたりしている人も居るのです。
個別に食べるのも葉っぱをちゃんと食べている点では悪くないんですが、味わいや風味的にはどうなんだろう?と言う疑問は湧いてきますね。
マナー的にはどうか?
それは、桜餅を食べるマナー的には良くない作法なので、出来れば食べるなら葉っぱが巻かれた状態で一緒に食べて欲しいものですね。
で、葉っぱを取って餅だけ食べて葉っぱは食べない派の人の意見を聞いてみると、どうもこのしょっぱさが気に入らない様子で、甘い餅に何故こんな塩辛いモノを付けているんだ?と言う人も中にはいるのです。
多分こう言う人は、子供の頃から甘じょっぱい系の食べ物をあまり食べてこなかったり、普段の食べている食べ物の味が複合的ではない~つまり、甘辛いとかすっぱしょっぱいとか、二つ以上の味が組み合わさった味の食べ物を食べてこなかった経緯がある可能性があるのです。
海外では、食事の味は基本的にはしょっぱいとか甘いとか単一の味に統一されている事が多いので、外国の方々が日本に来て色んな物を食べて~特に驚くのが、桜餅の様に甘いお菓子にしょっぱいものが付属しているなどの複合した味わいだそうなので、複合した味に慣れていない人は洋風の食事をする機会が多かった人かも知れませんね。
なので、そう言う食歴の関係で受け入れられなくて葉っぱを残すと言う人は、なるべく桜餅を食べない方がイイかも知れません。
桜餅は、桜に見立てた餡子の入った餅と、塩漬けにした桜の風味がある葉っぱを両方とも一緒に食べて楽しむ甘味なので、餅も葉っぱも両方合わせて一つと言う認識を持って楽しんで欲しいと思います。
まとめ
甘いものに塩辛いものを加えることでおいしさが増すものには、例えばスイカ、塩バニラ、などがありますよね。同じ要領で桜餅を食べてみてください。私は、甘さの中に引きしまった感じのするあの葉っぱが大好きです。