猫の寿命はどれくらい?

人生80年といいますが、いったいねこってどれくらい生きるのでしょうか?
今日は猫の寿命について調べてみました。

このネコの寿命というものが突然気になったのは理由があります。
というのも、私は以前猫をペットとして飼っていました。

果たして飼っていた猫は長生きしたんだろうか?
それとも早くに生涯を終えたんだろうか?病気だったんだろうか?それとも寿命?
残念ながら最期の時に立ち会うことができず、祖母と母の話を聞くしかありませんでした。
最期はとても弱っていた。座っていたが、くるりとひっくり返って動かなくなったということでした。

当時私は高校生3年生。寮生活を送り、たまに帰省した際にだけ飼い猫と遊ぶという生活でした。
今思えば、寮になどに入らず飼い猫ともっと遊びたかったと後悔しています。
この猫がやってきたのは、私が小学校5年生の時、そのとき1歳くらいだと思います。(正確には
わかりません。)ですから、家に来たときが1歳だとすると、おおよそ8年くらい生きたということ
になります。

この8年という期間が果たして長かったのかどうか。。これも猫の寿命を調べてみようと思った
きっかけです。

そこで見つけたのは、東京農工大と日本小動物獣医師会の調査結果です。
以下、ペット猫の平均寿命です。

1990年  5.1歳
1994年  6.7歳
2002年  9.9歳
2014年  11.9歳

驚くことに、この14年で寿命が2倍に伸びています。これってすごいことですよね。
理由のひとつに、室内で飼う人が増えたという点があるようです。
完全に室内で飼うと20年以上生きる猫もいると聞きます。

さらに、感染症対策のワクチンを接種する猫が増えたのも平均寿命を延ばした理由のようです。
(犬に比べ、猫にワクチン接種をする人はまだまだ少ないらしいです。)

確かに、家の中で猫を飼っている人が多くなったような気がしますね。
私の飼っていた猫は自由飼いでした。
つまり、外にもでるし、家にもいる。いったりきたりの生活でした。
1996年に天国へ行きましたので、平均よりやや長く生きたということがわかりました。
そう考えればこの別れというものはしょうがなかったんだなと、今になって思います。

ちなみに、猫は最初の1年で、人間における18歳から20歳まで成長するそうです。
あとは1年ごとに、4歳としをとる計算になるそうですので、私の飼っていた猫は48歳くらい
だったのでしょうか。。人生50年といえば戦国時代の日本ですね。

ちなみに、野良猫の寿命は3年くらいだそうです。さらに子猫に至っては半年くらいで姿を消す
ものがほとんど。大変厳しい環境ということがわかります。死因の第1位は交通事故とも言われています。

そんなふうに考えれば、8年生きた私の飼い猫は幸せだったのかもしれませんね。
いまごろ天国で大好きな唐揚げを食べていることと思います。