カンボジア旅行で知っておきたい雨季と乾季の服装。

CC0I9A0079_TP_V カンボジア

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私たちが毎日気にするものの一つに天気があるかもしれません。特に旅行中はそうでしょう。そこで今回は、世界から観光地として注目されているカンボジアの1年間の天気の特徴(主に、雨季と乾季の過ごし方)をご紹介し、旅行中の服装など、どんな点に気を付けることができるのかをまとめてみました。

(この記事は、カンボジア在住の方のお話を基にしています。)

 

カンボジアの一年間を通しての天気ですが、簡単に言うなら、30度以上の日が毎日続く、熱帯気候であるということです。つまり日本の夏の服装で常にいられると考えて良いです。

日本でいうと沖縄県をイメージするとわかりやすいかもしれません。では、カンボジアの天気について、もう少し詳しく説明していきます。

 

 

 

12月から5月頃までの気候と服装は?(乾季)

カンボジアは、乾季か雨季のどちらかの季節しかありません

そのため、極端に暑くなることも寒くなることもあまりありません。

例えば、12月や1月の日本の冬にあたる時期は、朝晩の最低気温は25度程度、日中の最高気温は32~33度程度と、最低気温と最高気温の温度差が大きく開くことは少ないでしょう。

また一年の中で最も暑い時期である、3月から5月でも、最低気温が33度程度で、最高気温が40度程度となります。

日本では40度を超える日はあまりないかもしれませんが、カンボジアではある程度続くことが多いです。

それで3月から5月にカンボジアへの旅行を考えている方は、服装など、暑さ対策をしっかりすることをお勧めします。

帽子やサングラス、日焼け止めクリームはもちろんのこと、水分補給をこまめに行わないと脱水症状になる場合がありますので注意して下さい。

 

 

 

6月から11月頃までの天気(雨期 8月中心に)

カンボジアの雨期の時期はどんな様子なのでしょうか。特に、日本の夏休みである8月に旅行に来られる方は知っておいた方が良いと思います。

乾季のイメージは、雨がほとんど降らないということで、イメージしやすいかもしれませんね。

日本で雨季というと梅雨を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、カンボジアの雨季は少し異なります。

基本的には毎日一時間程度のスコールで終わることが多いですが、その状態が約半年続きます。そのため、雨期の時期にあたる、6月から11月頃に観光に来ると、天気を気にしながらの行動となる場合があります。

雨期の時期に多い空模様としては、昼頃までは35度以上の雲一つない晴天でも、夕方になると突然雲が現れ、先ほどまでの晴天がなくなり、黒い雲に覆われ、風が強く吹き出し、大量の雨が降ってきます。そして、雨がやんだ1時間後には、また晴れ間が見えるのです。

日本のように朝からずっと曇り空で、いつ雨が降るかわからない天気というよりは、明らかに雨が降りそうだなという位、天気が急変する場合が多いので、服装としては、カッパや傘などの対策はしておいても損はないでしょう。

もっとも、雨の勢いが強すぎで、外に出ている人よりも、お店の中やガソリンスタンドの前で雨宿りしている人のほうが多いので、現地人に合わせて行動していれば、雨対策は必要ないかもしれません。

8月にカンボジアに来られる方は、雨対策をする服装を意識しておいてください。

 

まとめ

カンボジアの1年間の天気の様子、
雨季と乾季の特徴を簡単にご説明させていただきました。

ただ、近年カンボジアも異常気象の影響を受けており、スコールが朝に降ったり、昼と夜の2回雨が降る、一度降ったら3~4時間は雨がやまない、など天候の変化が起こっているのも事実です。

また、カンボジアでの天気予報はほとんどあてにならないので、各自がしっかりと暑さや雨の対策をすることが求められます。これらに注意を払いながら、カンボジア旅行を楽しまれてください。