皆さんのお子さんがいよいよ卒業式です。でも気になるのは、そのファッションですね。
特に、コサージュに関してはなかなか知識がないものです。そこで今回は、卒業式でブラックフォーマルを着る場合につけるコサージュは何色が良いのか調べてみました。
ブラックフォーマルについて
ブラックフォーマルはベーシックできちんとした洋服なので、礼服として慶弔両方に着ることができます。子供の卒業式に出席する母親は自分自身が目立ちすぎるのも避けたいですし、学校行事ということもあり、色のついたスーツよりは落ち着いた感じを演出できるので安心して着られる礼服でしょう。
ただ、ブラックフォーマルを単純に着ただけだとどうしても地味に見えてしまいがちです。外で知り合いに「お葬式？」なんて聞かれないように、一目で卒業式とわかるようなコーディネートにすることが大切です。お祝いの席に着る場合にはその場に相応しく華やかに見えるように、アクセサリーやコサージュなどの小物で工夫しましょう。
コサージュの色はいったいどれが？
卒業式につけるのであれば、コサージュの色は明るい色で、華やかに見えるものを選んでください。ただし、ひとつのコサージュに色数がたくさん入っているものは賑やかでごちゃごちゃした感じに見えてしまうのでおすすめできません。同系色でまとめられたものを選ぶほうが上品で落ち着きのある印象になります。
コサージュの色の注意点
赤や濃いイエロー、鮮やかなマリンブルーなどの強めの色は、洋服の色が黒いので通常よりかなりきつい印象を与えてしまいます。個性の強さを主張したいのならともかく、一般的には避けたほうが良いでしょう。ネイビーやライトグレー、ライトベージュなども落ち着いた色も、コサージュとしてはきれいな色ですが、ブラックフォーマルと合わせた場合は少しさびしくなってしまいます。
上品な印象を与えるコサージュの色は？
ネックレスが3連のパールぐらい華やかならそれでも良いですが、コーディネートとしては上級者向きでしょう。一番安心できて、卒業式らしく、華やかな中にも上品な印象だと感じさせることができるのは、パステル系のピンク、コーラル、サックス、クリームイエローなどの色がメインになったコサージュです。
色は1色ではなく、ピンクならピンクの濃淡など、同系色で少し色に差がついていたり、控えめなラメが入っていたりすると、表情に変化が出ます。1連のネックレスとあわせたとしても充分に晴れの日のスタイルとして通用しますよ。
皆さんが卒業式を笑顔で迎えるのを楽しみにしています。
