SEOの順位を下げる原因はサイト表示時間にアリ?

ワードプレスでブログを書き、サイトを作る人が増えてきました。様々なSEO対策が世の中に蔓延してはいますが、一番の検索上位方法って何だと思いますか?それは巷にはびこるSEO対策に振り回されないことではないでしょうか?

とはいっても、SEO対策無しに上位表示を狙うことができるでしょうか?
現在、SEO対策に一番有効と言われているのは、コンテンツの質を高めるということです。
皆さんの記事をどれだけ役に立つサイトにするかといえばわかりやすいでしょう。

それは、読者さんが皆さんのサイトを訪問してくれた時に、調べたいことを解決できるかどうか?
訪問してくれた方が満足した結果が得られるかと言い換えることができます。

例えば、皆さんが、おいしいご飯の炊き方 を検索で調べたとします。
ところが訪問したサイトが、お米の販売ページでしたらどうでしょうか?
ご飯はあるのに、商品ページばかりが表示され訪問者はサイトをすぐ立ち去ってしまいますよね。
おいしいご飯の炊き方というハウツーを求めて別サイトを訪問するでしょう。

このように、サイト訪問者とサイト内容のミスマッチは検索者に対して失礼にあたります。
当然サイト訪問時間が短くなり、SEO順位は下がるばかりでしょう。

え?

そんなこと知ってるし、既にコンテンツ作りには一番気をつかってるよ。
皆さんから、そんな声が聞こえてきそうです。

しかし記事数を増やしても、読者さんの期待に応える記事を書いても、SEO順位は下がるばかり。

そんなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

いろんなSEO対策を取り入れ、いろんなチェックをいれたけれど、順位がなかなかあがらない。
そんなとき、意外にも見過ごされがちなチェックポイントがあります。

それは、サイト表示時間です。

サイト表示時間はgoogleアナリティクスの画面で確認することができます。

googleアナリティクス

レポート

サイトの速度

といった具合に皆さんのサイトの表示速度を調べることができます。
皆さん、ご自身のサイト表示時間はチェックしていましたか?

ちなみに、クリックしてから、操作されるまでの理想的な時間は3秒以内と言われています。
3秒以内に収まらない場合の悪影響は以下の通りです。

・過半数のユーザーが離脱
・8割のユーザーが再訪問を避ける
google社はオフィシャルサイトにて、サイト速度が検索エンジンのランキングに影響していると明言しています。もちろん、記事質が何よりですが、この表示速度も加味されていることは嘘ではありません。

それでは、サイト表示時間を早めるにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

対策その1 プラグインを設置する。(ワードプレスの場合)

Head Cleaner というCSSやJavaScriptを最適化し、ページ表示速度を早くするプラグインを設置してみましょう。無料で、だれでも簡単にできます。

まず、Head Cleanerというプラグインを有効化します。

管理画面から設定、Head Cleanerと進みます。

次の項目にチェックを入れて、更新します。
・CSSとJavaScriptを、サーバー上にキャッシュする
・複数のCSSを結合する
・head内のJavaScriptを、フッタ領域に移動
・メタタグ generatorを削除
・CSSを最適化する
・JavaScriptを小さくする
・メタタグ canonicalを追加
・リンクタグ wlwmanifestを削除

この部分にチェックをいれれば完成です。更新ボタンを押しましょう。

Head Cleanerは長い間使うと、古いキャッシュファイルがたまっていきます。
そのため、レンタルサーバーの容量を圧迫しますので、定期的に(月に1回)にはキャッシュファイルの削除をすすめましょう。

 

対策その2 サーバーの確認

また、チェックポイントのひとつに、サーバーの性能が挙げられます。
サイト表示時間がかかるのは、そもそもレンタルサーバーの回線が遅い、または細いなどで十分な速度に達していないという可能性もあるのです。

そのため、どれだけサイト内で表示時間を短くしようと工夫しても、レンタルサーバーそのものに原因があればその努力も無駄に終わる可能性すらあるのです。

皆さんのお使いのレンタルサーバーは、サイト表示の高速化を自社努力しているでしょうか?
調べてみると、お名前.com レンタルサーバーは、2つのモジュールを設定するだけで、11.6%も表示速度が改善したとのことです。自社努力の賜物といえるでしょう。

サイト表示時間対策のひとつとして、レンタルサーバーを見直すことも考えてみましょう。

まとめ

サイト表示時間とSEOには切り離せない関係があります。あくまでも訪問してくるユーザー目線を忘れずに。サイトつくりに取り組みましょう。ユーザーにストレスを感じさせないような工夫がSEO対策に直結すると考えます。