最強の市販頭痛薬 は?その選び方に迫る!

昔はお医者さんから処方された薬を飲むか、町の薬局へ出かけて、薬剤師さんと相談しながら薬を買う。
このような買い方だったですよね。それがいまでは、頭痛薬を買いに気軽にドラッグストアへ行くのが当たり前のようになりました。

しかし、皆さん頭痛薬のことをわかっているのでしょうか?商品名のイメージで選んでいませんか?
今回は、市販頭痛薬の選び方、そして最強と謳われる頭痛薬をご紹介したいと思います。

頭痛の症状には、緊張型頭痛、偏頭痛、混合タイプ、群発頭痛などがあります。
実は、頭痛薬というのは、痛みを取るだけで、原因を治療しているわけではありません。
そのため、症状より痛みの強弱で選ぶのが正解と言われています。

 まず、頭痛が軽めの場合をご紹介します

軽い頭痛や痛みには、アスピリンという成分が有効です。

アスピリンは、長い名前でアセチルサリチル酸といいます。アセトアミノフェンと同様に、このどちらかが主成分となっている薬を選ぶようにしましょう。胃への影響が少ないので、比較的安心して服用することができます。

具体的には、、、

・バファリンA錠
・ノーシン錠
・ケロリン
などが代表的なお薬です。箱の裏に書いてある成分表を確認してみましょう。

 

2 中度の頭痛や発熱の場合には?

市販頭痛薬の箱の裏側には、鎮静作用成分が必ず記載されています。
あまり強くない中程度の頭痛には、イブプロフェンなどが良く効きます。名前を耳にしたこともあるのではないでしょうか?イソプロピルアンチピリンという成分とともに、頭痛による充血や腫れなども抑えてくれます。

代表的なお薬に

・イブクイック頭痛薬
・セデス・ハイ

などが有名な市販薬です。

ちなみに、上でご紹介した、少しの頭痛の場合、また中程度の頭痛の場合の2種類どちらとも第2類医薬品と呼ばれます。

 

3 そして、最強の市販頭痛薬のご紹介です。

それは、ロキソニンSです。

市販で最も鎮静効果が強いのが、ロキソプロフェンナトリウムが主成分のロキソニンSです。
病院で処方されるロキソニンと成分が同じで、高い効果が期待されます。
ただし問題なのが、効き目が強力なだけに、胃が荒れるといった副作用があるところです。

ちなみに、ロキソニンSは、第1類医薬品と呼ばれます。
第1類医薬品は、薬剤師からの説明が必要と言われていますので注意しましょう。

ただ、最近では、胃にやさしいロキソニンSプラスも登場しました。

 

ちなみに補足ですが

市販薬に○○プレミアムという、プレミアムタイプが登場しています。
これは、主成分に加えて、無水カフェインなどが配合されており、鎮痛効果が強く、
胃の粘膜を保護する力も強くなっているようです。

例えば、ロキソニンSプレミアムや、バファリンプレミアムなどです。
まだ発売されて日が浅いため、明確な効果、副作用が不透明で薬剤師さんたちもあえておすすめしないとかなんとか。。。

 

まとめ

市販頭痛薬の効き目を成分で比較すると

アスピリン<イブプロフェン<ロキソニン 

という公式を覚えておけばある程度自分で選ぶことができます。
また、副作用も考えてみると、少々の痛みであればバファリンなどの第2類医薬品を選んだ方が
良いのではないでしょうか?