ネットカフェに子どもは宿泊できるのか?

寝カフェという言葉があるように、最近の漫画喫茶は、インターネットカフェと名称が変わり、漫画とネットが読み放題、し放題となっています。また、そこでは休憩や宿泊が可能な状態になっています。個室ではやや狭い。。と感じる場合でも、8畳ほどのファミリールームなどが各施設には数部屋あり、雑魚寝程度と思いきや、宿泊するには十分な設備と言えることができます。

また、人によってはホテル代が高すぎて、ネットカフェの方が安上がりという理由で宿泊する人も多いのが特徴。数年前まで生活する人も多くいたほどだから驚きです。

さて、そんなネットカフェですが、大人は問題なく宿泊可能ですから何も心配ありません。

では、保護者同伴のこどもは宿泊できるのでしょうか?

今回、ネットカフェのリアルに迫ります。

 

実は先日、熊本市で親子で行きました。帰宅するには体力がなくホテルをネットで探しましたが、安くても2人で1万5000円程度。高いところは30000円はします。

楽天トラベルとはいえ、1泊で安い家賃1か月分ほどかかるのには抵抗があります。

 

そのため、近くのネットカフェに泊まれるのではないかと、尋ねてみました。

料金は安く、小学生同伴でしたが、こどもは無料でした。

これは、自分ひとりの値段で泊まれるのでは?と今回の8時間の滞在を喜んだほどです。

 

そして、何気に壁の注意書きを読んでいたところ、大変な事実に気づいてしまいました。

 

そう、それは青少年育成条例というものです。

各都道府県、市町村には条例があり、熊本市も例外なくあります。

そこには、年齢によってネットカフェへの滞在時刻が決まっていたのです。

連れていたこどもは、10歳でしたから、20時までには退室しなければなりませんでした。

それは、保護者同伴でも例外なくそうです。

 

途中外出して戻ってきたところ、20時を過ぎており、速やかな退室をお願いされました。

ネットカフェはホテルのようなイメージで行くとダメですね。

カラオケやゲームセンターと同じような扱いをされる施設であるため、もちろん18歳未満のこども達だけで行くのも退室時間が決まっています。

 

宿泊するにも、会員証で身分証明書が必要ですから、年をごまかそうにも年齢はいとも簡単にバレてしまいます。

 

昔は、無法地帯なイメージがありましたが、犯罪を未然に防ぐためにもこのような規制が強化されていったのでしょうね。

 

というわけで、保護者同伴でもこどもはネットカフェに宿泊はできない。

という結論です。

もちろん、18歳未満の方たちだけで行けば、もっとはやく退出となるかと思います。

 

各市町村の条例に従いましょうね。

 

結局その日は、50キロくらい先にある安いホテルまで移動しました。疲れた。。。