コープ共済と学資保険のどちらに加入しようかと迷われている方。
また、コープ共済と学資保険の違いがよくわからないという方も多いと思います。
今回は、コープ共済と学資保険の違い、そしてどちらが良いのかわかりやすくまとめてみました。
コープ共済と学資保険の違いについて
簡単にいいますと
コープ共済は、医療保険
学資保険は、貯蓄です。
そもそも、どちらも保険、(共済)という名前がついていて紛らわしいのですが
何のために入るのか?加入目的は?
という点で大きく違います。
まずコープ共済は、ケガや病気をしたときに、急にお金が減るのを防ぐために加入します。
掛け金は月1000円程度です。
どれだけかけ続けても、貯金にはなりません。
そして、学資保険というものは、名前に保険という文字がついています。
しかし保険というよりも、加入する目的は貯蓄です。
お子さんの18歳や15歳といった満期にあわせてお金を積み立てていきます。
しかし、学資保険は、貯蓄メインではありますが、保険としての機能もあります。
それは、契約者が亡くなった場合に満期金が支払われ、その後の保険料の払い込みが免除になるというものです。
そして、お子様にも医療保障が少しだけついています。
実は、この学資保険にはお子様の医療保障が少しだけある。
というところが考え物なのです。
学資保険の医療保障は会社によりそれぞれ違います。
多くの方が、学資保険に加入すれば、貯金と保障の両方を同時に手に入れたと思います。
しかし、学資保険のお子様に対する保障は、しっかりとした場合と貧弱な場合の両方が考えられます。
ここでは具体的な社名は控えますが、
2,3日の入院では1円もでないところ。
ちょっとしたねんざや、やけどの保障がないところなど学資保険ではざらにあります。
ですから、最近多いのは
学資保険の医療保障特約は全て外してしまい
できるだけ運用利率の高いところで学資保険に加入する。
そしてお子さんの医療保障は
コープ共済などの共済に加入する。
このように、2つの保険に同時加入するやり方をファイナンシャルプランナーの方もすすめているようです。
貯蓄と保障を別々に考えて加入するのが今の主流となってはいますが、
学資保険のお子様の保障内容が十分良いものであれば、わざわざ共済には加入する必要はないと思います。
さらには、こつこつ真面目に貯金する人。
または、学資保険のかわりに終身保険で積み立てを行う人。
人によっては積み立てNISAなどを利用する方もいるかと思います。
学資保険と、コープ共済
それぞれ特徴を理解したうえで加入しましょう。
今回は以上です。