コープ共済 プラチナ85をレビューしてみたよ

プラチナ85が新しく誕生

コープ共済から新しく、プラチナ85という商品が発売されました。

こちらは、65歳から70歳の方が加入できる保障です。

 

この名前からはどんな保障か想像つきませんが、

私がパンフレットを見た感じですが、医療保障に特化した保障だということがわかります。

今回、コープ共済のプラチナ85という商品をレビューしてみましょう。

 

プラチナ85の加入年齢について考える

 

これまでコープ共済たすけあいは、64歳までしか加入できずに

65歳になると共済加入をあきらめていた方が多かったと思います。

また、65歳で満期を迎えた際に、コープ共済を解約した人もいらっしゃるでしょう。

 

つまり、65歳になった人は、たすけあいに新たに加入できないという状況が発生してしまうのです。

しかし正確にいえば、同じコープのあいぷらすという商品には加入できます。

 

ところがこの「あいぷらす」は、たすけあいと比較したとき、65歳過ぎて加入しようとすれば

掛け金は高額、また健康告知に医師の診断書まで必要となります。

これでは、手続き簡単、掛け金が安いというコープ共済のメリットから大きく外れてしまい

申し込む方はほとんどいないでしょう。

おそらく、他社を検討されるかと予想されます。

 

このような65歳から70歳の組合員さんにとっては、加入しやすい保障が誕生したといえます。

 

みんなこの保障の存在に気づくのか?

しかし、ちょっと待ってください。

65歳から70歳の組合員さんむけっていうことは、加入できるチャンスはわずか5年。

この5年間の間で、この商品に気づくことができるひとがどれくらいいるのでしょうか?

 

また、65歳以上といえば、何らかの病気を抱えている可能性が非常に高いです。

健康告知を読んだところ、女性コースなどの普通のたすけあいとほとんどかわらない告知内容となっていました。

ただし、高血圧や脂肪肝といった病気の場合は加入できる可能性があるとのこと。

 

高齢なことに加え、病気をお持ちの方が多い65歳以上の方が、あっさりとこの健康告知をクリアすることは考えにくいですね。

おそらく、配達で生協をとっていらっしゃる方が直接担当さんにすすめられなければ、なかなか存在すら気づきにくい保障かと思います。

 

保障内容はいいの?

基本的には、入院保障のみです。(少しだけ死亡保障がついています。)

掛け金は、2000円から5000円の間です。

4種類の掛け金からお好きな保障を選ぶことができます。

保障内容表をみればわかりやすいのですが、掛け金は年齢があがってもそのまま。

保障額もそのままです。

 

また、女性と男性で、同じ掛け金でも給付額が違います。(女性が有利な内容)

これを見れば、女性が男性より手厚いかと思われます。

生協は、たすけあい共済の場合もそうなのですが、女性にはいつも保障が厚くできていますね。

 

高齢の方の保障だから今一つかと思いましたが、

思いのほか、保障金額は良いと思いますよ。

 

保障は85歳まで続きます。終身ではありません。

 

また特約で、

入院特約 2万円を増やすと プラス600円

死亡保障 30万円を増やすと プラス600円

賠償責任特約を増やすと プラス140円

 

となっています。

ここは、入院特約を増やす程度で良いかと思います。

 

また、賠償責任特約をお持ちでない方はここで加入されていも良いかもしれませんね。

ただし、死亡保障が30万円増える600円の特約は微妙なところだと思います。

私ならこの特約はつけません。

 

まとめ

 

プラチナ85という商品は、かつてゴールド85という商品にかわって誕生しました。

ゴールド85という商品は、たすけあい共済が満期の65歳になったときに継続するコースとしてありましたが、今、プラチナ85として新たに加入しやすくなり誕生しました。

このコースの最大のメリットは、途中で掛け金が上がらないというところです。

また、これまで共済満期の継続でしか加入できなかった65歳以上の方にも加入できるコースが増えたと考えると、いい改良商品ということがわかります。