NISAが盛り上がっていると思えば、いつの間にか積み立てNISAが始まっていました。
NISAがはじまったときに、投資信託を年金原資と考える人もいるから、長期で積み立てのできるNISAがありばいいのに。。。と思っていたら、本当にできました。
私は来年40歳、これから非課税期間20年間の積み立てをはじめるには絶好の機会であります。
今回は、雑誌ZAIを参考にして、積み立てNISAをする際に選びたい
アクティブ銘柄を4つ選んでみました。
(画像はダイヤモンドオンラインより)
積み立てNISA対象ファンドのうち、日経平均のような市場を代表する指数に連動するインデックスファンドが全体の9割にあたります。
そのため、そのインデックス型ファンドを上回る成績を残したアクティブファンドの数は本当に少ないものです。
では、いったいどのファンドがインデックス投信の成績を上回ったのか。。
そして、どのファンドが、私のおすすめファンドとなったのか見ていきましょう。
まずは、日本株型の投資信託からです。
この積み立てNISAでは、自由にファンドが選べない分、用意されたファンドの中で好成績なものを選定しなければなりません。そのため、自由にファンド選定ができないのがネックでもありますが、2018年1月現在で過去5年の成績が良いものを2つおすすめしたいと思います。
その1 ひふみ投信(ひふみプラス)
過去5年で日経平均を大きく上回る成績を残しています。
上昇率は、5年でみたとき
日経平均が140.6%に対し、こちらは252.3%になります。
主な特徴は、日本の成長株を中心に投資を行っているという点です。
最近では、マイクロソフトやアマゾンなどのアメリカの株も組み込みはじめています。
独立系の運用会社ならではの銘柄選定で実績も抜群です。
また、ひふみ という最近親しまれやすい名前から存在が浸透しやすいというのもあるのかもしれませんが、その実力は本物です。
その2 つみたてJグロース[年金積立Jグロース]
運用会社は、日興アセットマネジメント株式会社です。
過去5年の運用成績は、217.8%になります。
投資対象とする企業は、
①持続的な成長を遂げる企業
②株主への利益還元が期待できる企業
としています。
2つのファンドのおすすめポイント
この2つのファンドに共通しているのは、中長期にみて成長していくと思える企業を投資対象としているところです。
日経平均、またはTOPIXの成績を大きく上回った投資信託は、このひふみ投信と、つみたてJグロースの2本だけです。
そういう意味では、この2本で日本株アクティブファンドは決まりといえそうです。
今後も成長が期待できそうですね。
(投資は自己判断でね。)
続いて、世界株型投信のおすすめです
こちらも2種類をご紹介します。
世界分散されたい方にはおすすめです。
その1 フィデリティ 米国優良株ファンド
その名前の通り、アメリカの優良株に投資しています。
アメリカのS&P500を5年間の成績では、大きく上回ります。
このファンドの成績は146.7% 市場平均は、87.0%です。
しかし、過去3年間では市場平均に劣る成績となっていますが、プラスで推移しています。
投資対象は、アップルやインテルなどの有名企業です。
しかし、残念ながら2018年の暴落の影響はうけています。
その2 フィデリティ 欧州株ファンド
5年間の成績は、123.8%となっています。
市場平均が、71.3%なので、こちらも好成績です。
国別では、フランスが21.3%、イギリスに18.7%、次いでドイツが14.1%となっています。
特に優れているのは、直近の3年間の成績が、欧州市場平均がマイナスだったのに対し、このファンドは30.2%の成績を出していることから期待がもてそうだとわかります。
米国型も欧州型も、運用会社はアメリカの有名なフィデリティ投信です。
世界株より日本株の方が好成績を残してはいますが、今後の地合いではまだまだわかりません。あくまでも直近の成績という点で優秀なファンドをご紹介しています。
2018年の暴落の影響はやはり受けています。
まとめ
ここでご紹介したファンドは、ネット証券で積み立て購入できるものです。
中でも、楽天証券、またSBI証券は、今後確定拠出年金(Ideco)をする際にも便利ですのでとてもおすすめの証券会社となっています。
ちなみに私は昔から楽天証券です。
私は、この4つのファンドに分散して積み立てていくつもりです。
運用成績は、その年ごとに変化するものです。
そのため、成績の定期的なチェックは欠かせませんが、今回ご紹介した4つの銘柄は過去に成果を残した実力のあるファンドです。これは判断基準のひとつになることは間違いないでしょう。
また、2018年の暴落で全てのファンドはパフォーマンスが悪くなりました。
しかし、20年という長い期間積み立てるので、取得単価が下がった!
むしろこの暴落を喜び、買い増しがたくさんできたと今は捉えるべきです。