ふくらはぎ揉みでむくみの解消 思わぬ効果も!

ふくらはぎを揉むことで、むくみはとれるのでしょうか?

正解は、「とれます。」
そうひとことで言われても困りますよね。

実は、今回のテーマはふくらはぎのむくみ解消法ではありません。
ふくらはぎのむくみをとることで得られる、もうひとつの効果についてご説明させていただければと思います。

ふくらはぎもみのさらなる効果は、健康成就の助けになるといわれています。

健康成就の助けになると言われても、やや漠然としすぎていますよね。
具体的にどのような効果があるかというと、、心臓機能を助けると言い換えることができます。

 

ふくらはぎ揉みの更なる効果とは?

ふくらはぎは、第二の心臓とよばれても良い部位です。
心臓のポンプから押し出された血液は全身を駆け巡り細胞に栄養を届け、老廃物をうけとります。
しかし、心臓には血液を送り出す力はあっても、血液を戻ってこさせる力はありません。

太ももやふくらはぎには、体のなかで一番大きな筋肉があります。
ふくらはぎの筋肉を動かすことで、血液を押し戻すことができます。
普通は歩くことで、静脈の血液還流が促進され、心臓の働きの手助けをします。

しかし、最近では歩くこと自体少なくなっています。特に中高年にさしかかると、移動は電車やバス、車になり自分の足で歩くことはほとんどありません。

そこで、ふくらはぎをもむことで、血液の循環を促進し、心臓機能を助けることで長生きするというわけです。

 

ふくらはぎエクササイズの方法

ふくらはぎエクササイズといっても、なんだか面倒くさそう。。と思われるかもしれません。
実は、やり方はいたって簡単です。

椅子に座ったままの状態で、アキレス腱の部分から膝にかけて、手でもみほぐしていくだけです。
それだけで、血液循環が良くなります。

さらに椅子に座ったままの状態で、、つま先とかかとの上下を繰り返すだけで、エクササイズの完成です。
実は、ふくらはぎの血管には、逆流防止弁のようなものがあり、筋肉の動きがポンプの働きをして、血液を押し戻すようにできています。ウォーキングで血行がよくなるのはこの仕組みのおかげです。

エクササイズやマッサージは、1日数回行うようにしましょう。むくみや張りがとれるだけでなく、筋肉のポンプ作用によって、うっ滞している血液がおしもどされ、心臓の働きを助けます。

 

日常生活でのふくらはぎエクササイズ

外出して階段を使う機会があれば、自分の足で昇ってみましょう。
4階までであれば、自然とふくらはぎの筋肉が動き、血液を戻すと同時に筋力を鍛えることもできます。

 

まとめ

第2の心臓とよばれるふくらはぎの筋肉をしっかり動かすことで、ふくらはぎの血流を活発化させましょう。
そうすることで、足先まで廻った血液が心臓に戻りやすくなります。その結果、心臓機能を助け、長生きにつながります。もちろん、むくみの改善にも効果がありますよ。