肩こりになやまされ、最近では腰痛も併発しているこの私。薬局でみつけた「せんねん灸オフ ソフトきゅう竹生島」を使用した感想をレビューしてみたいと思います。
まず私の年齢ですが、2017年現在39歳。
お灸を自分で買って、自分で据えるというのは初体験です。
お灸といえば、昔となりに住んでいたおじいちゃんがやってたなーという程度です。
小学校に入る前の記憶であやふやですが、一度興味本位でお灸をしてもらって熱かったような思いでがありますが、あまり覚えていません。
針治療に行き、30年ぶりにお灸をしたのがこのせんねん灸を買おうと思ったきっかけ。
鍼灸院では、にんにくを間にはさんでいましたが、何でも温熱効果を高めるためだとか。
お灸ってどんな仕組みになっているのかわからないまま、お灸に挑戦してみます。
まず薬局に行けば、肩こり腰痛コーナーというものがかなりのスペースが割かれており、この国の需要の高さがうかがえます。おそらく同世代には少ないものの、こういった商品は売れるのでしょうね。飲み薬から、貼り薬。そして針のついているもの。そしてスペースこそ小さいもののお灸のコーナーもちゃんとあるようです。
いろんな種類のお灸がある中、私が手に取ったお灸は、せんねん灸。
なんかせんねん灸というワードを聞いたことがあったからです。CMのサブリミナル効果でしょうか。
分からないときは潜在意識に刷り込まれているものを人間選びたがります。
6種類のせんねん灸があるようで、初心者用にまずはここからという具合に
温熱表がありました。ソフトタイプの竹生島が推奨されています。段階でいえばランク1.
ちなみに、ランクごとにご紹介しますと
②レギュラー 伊吹
③みそ ここく
④しょうが 八景
⑤にんにく 近江
この順番に熱が高くなるのでしょう。よりハードとなっているようです。
お灸選びのポイントとして箱裏面にはこのように記載が
初めての方はまずはソフトきゅう竹生島から、その後ご自分のお好みのお灸をお探しください。
温熱の強いものから始めますと、やけどの恐れがあります。
とのこと。もちろんやけどが嫌なので従うことに。
サブタイトルにいったいどんな意味があるのか?
これはまた調べようと思いながらも、さっそく購入してみました。
箱をあけて驚いたのは、意外に数が多い。。(写真は少々使用しています)
70個も入っています。こんなに使いきるのだろうか?とも思います。
また、感心したこと。それは、貼るところが両面テープになっており、皮膚にはりつけたら固定できるということです。いつも使っている人からすれば当たり前なのかもしれませんが、初心者の私からすれば、このテープは画期的です。
だって倒れたら確実にやけどしますからね。
そして、だれかが忘れていったライターを使い、治療開始。
おや、なかなか火がつかないぞ。表面が黒くなり、赤いものが見えました。
あ、ついたのか?よし煙がでたから成功だろう。
これは角度的にライターより、チャッカマンのような、柄の長いやつの方がつけやすいかもです。
熱っとなりますからね。
はじめは全く熱くありません。
煙の臭いに懐かしさを感じます。
2分ほど経過したくらいでしょうか。
じわじわ熱くなります。
みれば燃えているところはだいぶ下のほうまできているではありませんか。
最後、燃えているところが一番下に来た時に熱さがピークに達します。
「お、お、きている!あつっ 効いているのか・・・」
こんな感じですね。痛みがとれているどうこういうよりも、温度ばかり気になります。
まあ、いつもは味わうことのない刺激により、自宅で治療できるお灸は私のような世代には珍しいアイテムだなというのがトータルの感想です。
しかし、数がかなりあります。
毎日使わないと余るのは間違いないでしょう。
また、一人暮らしの場合、自力で背中にお灸をすえるのは無理です。
そのため、どうにかお灸をしてくれる人を探す人が必要ですから、自分の肌を見せて良い関係の方を家に招く必要があることは覚えておきましょう。
注意
一度封をきり、しばらくすると温熱効果が落ちます。
つまり、ひさしぶりにお灸をしてみよう。と思って火をつけてもあまり熱くならないのです。
ですから、使い始めたら短期間で使用することが良いでしょう。