地熱発電の仕組みを子供にもわかるように簡単に説明してみた

エネルギー資源はいろいろとありますが、ほとんどの資源が有限でいつかなくなると言われています。2017年時点で、石炭はあと223年、石油はあと36年、天然ガスはあと57年、ウランは残り60年。ざっくりとした計算ですが、いつか資源というものはなくなります。

しかし、なくならないエネルギーもいろいろとあります。

その中のひとつは、自然のエネルギーを活かした地熱発電です。

 

地熱発電とは、、

地球の高い温度を利用した発電方法です。

地球は中心に行けばいくほど高温ですから、その高温を利用した発電方法が地熱発電です。

 

また、地球の中で熱いものといえば、マグマです。マグマは火山から噴き出します。

ちなみに、火山の下には高温のマグマがたまっています。

マグマはすごく熱いので、近くにある水は水蒸気になります。

そのエネルギーを使って発電するのが、地熱発電です。

 

地熱発電は、地下数キロの深さから取り出した高温の蒸気で羽(タービン)

を回します。

このようにして電気を作り出してしまうのです。

 

しかし、日本には火山はそれほどないと言われます。

実は、日本には噴火はしていませんが、地下には火山が多いのです。

地熱エネルギーの量は世界3位と言われています。

 

また、地熱発電は、石油や石炭と比べ二酸化炭素をほとんどだしません。

海外の輸入に頼らなくて良いのもメリットです。

 

また、風力や太陽光と比較して、天候にも左右されないメリットがあります。

24時間稼働し続ける能力もあります。

 

この地熱発電は温泉のある場所の近くにあることが多いです。

日本は世界3位の地熱エネルギーをもっていますが、まだまだその資源を有効に使えていません。地熱の利用はまだまだこれからです。