危険?道の駅での車中泊に多いトラブル

あなたは車中泊をしたことがありますか。

オートキャンプ場や一部の道の駅などでは、車中泊をすることができます。

最近は車もいろいろカスタムすることができるので、キャンピングカーを持っていなくても、車中泊することができるようになりました。

しかし、車の中とはいえ、外で一夜を過ごすので何らかの危険やトラブルのことを考える必要もあります。

そこで今回は、車中泊でのトラブルやそれを防ぐためにどうすればよいのかをまとめてみました。

車中泊時に気を付けたいトラブル

まず、車中泊で多いトラブルの一つが、他の利用者との折り合いです。

周りに誰もいないという状況ならよいのですが、他の利用者がいると少し事情が変わってきます。車中泊経験者のコメントなどを見ていると、若者のグループが真夜中までお酒を飲み、騒いでいたり、他の車に向かって懐中電灯を照らし、車内の様子を探ろうとしたりするなど、自分勝手で迷惑な行動をしているグループもいるようです。

そういった行動を注意しようとして、ケンカになったり、口論になったケースもあるようですので、十分に注意したいものです。

 

もう一つは車上荒らしや、いたずらの被害にあうことです。車中泊をするといっても、ずっと車の中にいるわけではないでしょう。ご飯を食べたり、お手洗いに行ったりと車を離れる時もあります。そんな時少しでも気を許して、車外に物を置きっぱなしにしたり、車のカギを開けたままにしておくと、一瞬のスキを突かれ、貴重品や物品を盗まれてしまう可能性があります。

 

このほかにも、車をぶつけられた、こすられた、ひかれそうになったなどの接触事故も起きています。こちらが気を付けていても、相手側の不注意で思わぬ事故をもらう可能性もありますので、その危険を承知の上で利用するようにしましょう。

 

トラブルを避けるために常に周りを意識しましょう

では次にこれらのトラブルを避ける方法についても取り上げてみます。

 

トラブルを避けるために、駐車場の一番端や人目につきにくいところに停めるのはよい方法ですが、逆に車上荒らしや盗難にあうリスクもあります。また警察から職務質問されるという可能性もあります。

それを考えると自分の車一台だけしか周りに停まっていない状況は避けたいものです。それで適切な場所を決めるために、すでに停まっている車があるなら、そこにどんな人が乗っているのか探りを入れてから、その近くに車を停めたり、場合によっては、停車場所を変えるほうが賢明な場合もあります。多少の移動や手間があっても、大きなトラブルを避けるという意味で用心深くありたいところです。

 

また、接触や事故を避けるためにも、入り口や出口の近くに停めない、人通りが多そうな場所には停めないほうがよいかもしれません。

また雨風をしのぐために、木の下や茂みなどの近くに停めようと思うかもしれませんが、かえって風の影響で葉が揺れる音が気になったろり、葉っぱから雨しずくが落ちてきて、その音のせいでゆっくり休めなくなる可能性もあるので、そういった場所を避けるのも一つの方法です。

 

今回は、車中泊のトラブルやそれを避ける方法についてまとめてみました。利用しようと思っている道の駅の情報をよく調べ、周りにどんな人や車がいるのかをしっかりと観察することによって、トラブルを避けることができます。車中泊する際は、十分に気を付けてください。