タイヤの溝に小石が挟まるのを防ぎたい

タイヤの溝に小石が挟まるのを防ぎたい

時々、車を走らせているとタイヤの方から妙な音が聞こえる時があるかも知れません。カチカチという音です。

車を止めてタイヤを見てみると、滑り止めの細かい溝の中に小石がたくさん詰まっている場合があるのです。

普段走っている道が大きな幹線道路だったり~など、確実に舗装されている道しか走らないと言う人の車のタイヤにはあまり小石が挟まったりする事は無いとは思いますが、家の近くに砂利道があると言った環境に住んでおられる場合は、小石が挟まる可能性は非常に高くなるのです。

もし、タイヤに小石が挟まった時はその小石は取った方がイイのでしょうか?それとも放置で大丈夫なんでしょうか?

車検や点検の際に車のディーラーや車検場の人に聞くと分かるのですが、実は小石が挟まったまま走行しているとタイヤの溝が徐々に広がって行き、そのうち溝の役目を果たせなくなって来るそうなのです。

しかも、タイヤの寿命も短くしてしまう可能性も高くなるので、タイヤの溝に小石が挟まっていたらなるべく早めに取り出しておくのが賢明です。

 

スタッドレスタイヤの場合

また、スタッドレスタイヤの中にはタイヤの溝が柔らかいものがあって、小石が挟まりにくい種類のタイヤがあったりするそうなんですが、そんなタイヤでもキツい砂利道を走ったら小石を挟んでしまう事もあるそうです。

このタイヤの場合、雪道やアイスバーンを走るように設定されているため、急ブレーキをかけた時に雪や氷の表面にしっかり密着する様に柔らかく作られているのです。

なので、ちょっとした小石なら挟まってもすぐ取れる様なんですが、溝より大きな石が挟まった場合はかえって取りづらくなりタイヤも痛めてしまうので、もし自分で取れない場合はディーラーや修理工場またはタイヤ専門店などに相談すると良いでしょう。

 

まとめ

こんな風にタイヤの溝に小石が挟まって何度も苦労して取っている!と言う人の中には、溝に石が入らないタイヤは無い物か模索する人も現れるかも知れません。

確かに、小石が挟まりにくいタイヤもありますが、多分今使っているタイヤのサイズでは無いもっと大きなサイズのタイヤになる可能性が高いです。

サイズが大きくなればその分溝も大きくなるので、それで挟まりにくくなるのです。

しかしそんな事でタイヤのサイズを変える人はあまり居ないと思うので、今使っている車のタイヤを長持ちさせるためには、こまめいタイヤをチェックして行くしか無さそうです。